市の特産・吹田くわい
ページ番号1034220 更新日 2024年7月26日
吹田くわいとは
吹田市の名産、伝統野菜の「吹田くわい」をご存知でしょうか。
くわいは芽が出ることから「めでたい」縁起の良い食べ物として、お正月のおせち料理やお雑煮によく使われます。
「吹田くわい」は、一般的なくわいより小粒で、甘味のあるのが特徴で、一度食べると忘れられない味わいがあるといわれています。
流通用が少ないため、聞いたことはあるけど、見たことや食べたことがない人も多いかと思います。実は「なにわの伝統野菜」にも認定されている非常に希少な野菜です。
昔は川辺や田んぼに自然のまま生えており、江戸時代から明治維新まで200年近くの間、京都御所へ献上されていたほどの野菜です。
普通のくわいと違って、日本の「オモダカ」が成長・進化したのが「吹田くわい」。植物分類学者の牧野富太郎博士が明らかにして、吹田原産という意味の"suitensis(スイテンシス)"という名前を入れた学名が付けられました。
田んぼの宅地開発や除草剤の影響で減少しましたが、「吹田くわい保存会」や農家、市民のみなさんの努力で、少しずつ栽培量も増えてきました。
吹田くわい普及啓発の取組
吹田くわいバケツ栽培里親募集
阪急南千里駅前公共広場(まるたす広場)にて、吹田くわいの植え付け体験を実施します。植え付けた吹田くわいは、持ち帰り、各家庭で栽培してください。
2024年5月19日(日曜日)1回目:10時~10時45分 2回目:11時~11時45分
※申込必要
吹田市内郵便局で吹田くわい栽培
吹田市と日本郵便株式会社(市内郵便局)が2023年9月に締結した包括連携協定に基づく取組の一つで、市内の32郵便局で吹田くわいを栽培しています。栽培農園が少なく希少な吹田くわいを、地域の方の身近な存在である郵便局で栽培し、成長過程を見守ってもらうことで吹田くわいの普及・啓発につなげます。本取組は吹田市認知症カフェ交流会の協力のもと実施しています。
吹田くわい成長記録
吹田くわいの成長過程を写真で紹介しています。
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