吹田くわい成長記録
ページ番号1035304 更新日 2025年1月31日
なにわの伝統野菜、吹田くわいの成長過程を紹介します
吹田の名産、なにわの伝統野菜にも選ばれている吹田くわい。
生産量、流通量が少ないため、吹田市民でもなかなか目にする機会がないかもしれません。
希少な吹田くわいがどのように成長するのか見てみましょう。
4月~5月
-
芽出し
-
吹田くわいが成長しやすいように、植え付ける前に芽出しします。
冷蔵庫に保存しておいた吹田くわいのイモを水の中に入れるだけ。とても簡単です!10日前後で芽が出ます。根の出る場所がおもしろい。
- 植え付け
-
根と芽が出た種イモを水のたまるプランターに植え付けます。
土は真砂土・バーク堆肥・化成肥料を混ぜたものを使用。
(ホームセンターで販売している野菜用の土でも可能)
大きくなるので少し離して植えます。
水を切らさないように注意。
6月
-
成長
-
大きくなり吹田くわいの特徴でもある矢じり型の葉もはっきりしてきました。
おや、茎の部分が黒っぽい。アブラムシです。
吹田くわいは美味しいのか付きやすいんですね。
手で取ったり、水をかけたり悪戦苦闘。
茎が折れないように注意してアブラムシから吹田くわいを守ります。
-
おまけ
-
2024年、吹田くわいを市内の郵便局で栽培してもらう取り組みもスタートしました。
市内郵便局へ届けられた吹田くわいポット。
7月
-
成長
-
ここまで大きくなると、まず成功です。
少し肥料(化成肥料)を容器の周りに入れました。
肥料が多すぎると吹田くわいは弱ってしまいます。
猛暑の中、引き続き水を切らさないように注意。
葉っぱもこんなに大きくなりました。
-
おまけ
-
7月5日、 吹田郵便局で栽培してもらっている吹田くわいには
早くもお花が咲きました。
8月
-
開花
-
下から花茎が伸びてきて白いかわいい花が咲きます。
花芯の色が黄色の花は雄花、緑色が雌花です。
受粉しやすいように上の方に雄花、下の方に雌花がつきます。
自然界っておもしろいですね。
9月
-
土の中で成長
-
9月も花が咲いてました。この夏の酷暑のせいでしょうか。
まだ葉も青々としていて水を欲しがっているようなので、たっぷりと入れました。
10月
-
土の中で成長
-
10月も別の花が咲いてました。天候の影響なのかわかりませんが、花の時期としては非常に遅いです。
写真の中の丸い実のようなものは、花が咲いた後にできた種が集まったものです。
市役所玄関前の吹田くわいはまだ青々としていて、これも例年と違います。
11月
-
土の中で成長
-
ようやく葉が枯れてきました。例年より約1ヶ月遅いです。
葉が枯れてくると逆に土の中で新しい芋が育っているはず。収穫が楽しみです。
12月
-
収穫
-
すっかり葉が枯れました。
バケツをひっくり返すと、底に固まって吹田くわいができていました!
今回の吹田くわいは形と色が良好でした。
吹田くわいは芽が出るおめでたい野菜として、お正月料理によく使われます。
冷蔵庫で保管しておくと、次回の種芋にもなります。
このページに関するお問い合わせ
都市魅力部 シティプロモーション推進室
〒564-8550 大阪府吹田市泉町1丁目3番40号 (低層棟3階 315番窓口)
電話番号:
【すいたん・2025大阪・関西万博担当】 06-6318-6371
【すいたフェスタ・その他都市魅力に関すること】06-6384-2145
ファクス番号:06-6384-1292
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。