すこやかライフ〔市報すいた 令和5年(2023年)8月号〕
ページ番号1028886 更新日 2023年7月31日
保健・医療の情報コーナー すこやかライフ
成人保健課(〒564-0072出口町19-2保健センター内 電話6339-1212 ファックス6339-7075)
保健医療総務室(〒564-0072出口町19-3保健所内 電話6339-2225 ファックス6339-2058)
地域保健課(〒564-0072出口町19-3保健所内 電話6339-2227 ファックス6339-2058)
国民健康保険課(電話050-1807-2183 ファックス6368-7347)
口腔ケアセンター(〒565-0862津雲台1-2-1 電話6155-8020 ファックス6873-3030)
市役所本庁舎の改修工事に伴い、駐車場の一部を閉鎖しています。混雑が予想されるため来庁の際は、できるだけ公共交通機関を利用してください。
各種健(検)診
加入している公的医療保険の種類に関係なく受診可。65歳以上は無料。64歳以下で吹田市国民健康保険の加入者は国民健康保険課へ、市民税非課税・生活保護世帯は検診の2週間前までに成人保健課へ申請すれば、いずれも無料。◆問い合わせ/成人保健課。
※受診の1年の区切りは、健診は4月~3月、検診は1月~12月です。
健診
30歳代健診
血圧測定、尿検査、血液検査など。30~39歳。無料。
成人歯科健診
口腔内検査、歯面清掃など。30~74歳。障がいのある15~74歳の人は通年受診可。無料。
個別検診
問診の状況により、市の検診として受診できない場合があります。
誕生月かその翌月の受診を推奨。
◆ところ・申し込み/直接、協力医療機関へ。協力医療機関は市報4月号別冊と成人保健課のホームページに掲載しています。
胃がん検診
個別検診か集団検診のどちらかを選んで受診してください。
胃内視鏡検査(のど、鼻腔への局所麻酔以外の痛み止めや、鎮静薬は使用できません。また、抗血栓薬を服用している人は受診できません)。50歳以上で今年偶数年齢になる人。2000円。
大腸がん検診
便潜血反応検査。40歳以上。300円。
肺がん検診
65歳以上の人は同検診、個別検診の結核検診、集団検診の肺がん検診のいずれかを選んで受診してください。また、血痰のある人は検診の対象外です。速やかに医療機関を受診してください。
X線検査。40歳以上。400円。問診の結果、必要な人のみ喀痰検査。50歳以上。別途500円。
子宮がん検診
頸部細胞診。20歳以上の女性で、今年偶数年齢になる人。500円。問診の結果、必要な人のみ体部細胞診。別途500円。
乳がん検診
マンモグラフィと視触診。40歳以上の女性で、今年偶数年齢になる人。1000円。
前立腺がん検診
血液検査。50歳以上の男性。700円。
結核検診
65歳以上の人は同検診、個別検診の肺がん検診、集団検診の肺がん検診のいずれかを選んで受診してください。また、血痰のある人は検診の対象外です。速やかに医療機関を受診してください。
X線検査。65歳以上。無料。
B・C型肝炎検診
血液検査。20歳以上で、B・C型肝炎ウイルス検査を受けたことがない人。無料。
骨粗しょう症検診
骨量測定。20~70歳で年齢の下1桁目の数字が今年0か5になる人。1000円。
聴力検診
6周波の聴力検査。今年50・55・60・65・70歳になる人。500円。
集団検診
問診の状況により、市の検診として受診できない場合があります。
胃がん検診
個別検診か集団検診のどちらかを選んで受診してください。
X線検査。50歳以上。1000円。昨年胃内視鏡検査を受けていない人。◆とき/(1)9月11日(月曜日)、(2)9月21日(木曜日)午前9時~11時40分。誕生月に関わらず受診可。◆ところ/保健センター。◆申し込み/(1)8月28日(月曜日)、(2)9月7日(木曜日)までに市の電子申込システムか、検診名、住所、名前、生年月日、電話番号を郵送かファックスで成人保健課へ。多数の場合は日程を振り替えることがあります。
大腸がん検診
便潜血反応検査。40歳以上。300円。◆とき/(1)9月11日(月曜日)、(2)9月21日(木曜日)午前9時~11時40分。誕生月に関わらず受診可。◆ところ/保健センター。◆申し込み/(1)8月28日(月曜日)、(2)9月7日(木曜日)までに市の電子申込システムか、検診名、住所、名前、生年月日、電話番号を郵送かファックスで成人保健課へ。多数の場合は日程を振り替えることがあります。
肺がん検診
65歳以上の人は同検診、個別検診の肺がん検診、結核検診のいずれかを選んで受診してください。また、血痰のある人は検診の対象外です。速やかに医療機関を受診してください。
X線検査。40歳以上。400円。喀痰検査は実施していません。50歳以上で、喫煙指数(1日の平均喫煙本数×喫煙継続年数)が600以上の人は、喀痰検査の対象となります。市内の協力医療機関で実施する肺がん検診を受診してください。◆とき/(1)9月11日(月曜日)午前9時~11時40分。誕生月に関わらず受診可。◆ところ/保健センター。◆申し込み/(1)8月28日(月曜日)、(2)9月7日(木曜日)までに市の電子申込システムか、検診名、住所、名前、生年月日、電話番号を郵送かファックスで成人保健課へ。多数の場合は日程を振り替えることがあります。
その他の検査・健診
HIV・性感染症検査
HIV、クラミジア、梅毒の検査ができます。匿名。診断書は発行しません。◆とき/月2回金曜日午前9時30分~11時45分。1人15分。結果説明は原則1週間後。◆ところ/保健所。◆定員/各先着9人。◆申し込み/電話で地域保健課へ。
国保健康診査(特定健診)
身体測定、尿検査、血液検査など。対象者には、誕生月の前月末に受診票を送ります。今年4月2日以降の加入者は国民健康保険課へ問い合わせてください。特定健診の代わりに人間ドックを受診した人には受診費用の一部助成制度があります。詳しくは市ホームページへ。◆対象/40~74歳の吹田市国民健康保険加入者。国保以外の保険の加入者は、加入している健康保険の保険者へ問い合わせてください。◆問い合わせ/国民健康保険課。
在宅要介護者・児訪問歯科健診
年1回、自宅で歯科健康診査を行います。◆対象/要介護者・児で通院ができない人。◆申し込み/電話かファックスで吹田市歯科医師会(電話6389-6881 ファックス6389-3387)へ。◆問い合わせ/成人保健課。
相談
面談は予約制。◆とき/月曜日~金曜日。祝日・休日、年末年始は除く。
健康相談
健康、食事、禁煙、生活習慣病の予防など。◆ところ/保健センター、同センター南千里分館。◆問い合わせ/成人保健課。
こころの健康相談
統合失調症や気分障がい、アルコールや薬物、ギャンブルなどの依存症、認知症、ひきこもりなど。◆ところ/保健所。◆問い合わせ/地域保健課。
医療相談
医療機関に関する相談や苦情などに応じます。◆ところ/保健所。◆問い合わせ/保健医療総務室。
くらしの情報
口腔ケアセンターの催し
障がい者(児)のお口のケアとリハビリテーション
歯科医師による口腔の健康度チェックと口腔ケア指導。◆とき/9月24日(日曜日)午前10時~正午。◆対象/会場へ来所できる障がい者(児)。難病や脳梗塞後遺症がある人も可。◆定員/先着10人。◆申し込み/8月1日(火曜日)から催し名、住所、名前(ふりがな)、電話番号と年齢を電話かファックスで同センターへ。
ドクターメモ
結膜炎とは
結膜炎とは、白目の表面からまぶたの裏側までを覆っている粘膜である結膜に炎症が起こる病気です。赤く充血したり、かゆみやゴロゴロした異物感、痛みを感じたり、目やにや涙などの分泌物が増えたりします。原因には、細菌やウイルスなどの感染によるもののほか、ごみやほこり、花粉などに対するアレルギーによるものなどがあります。
結膜炎は一年中起こりますが、夏季に多いのは細菌やウイルス感染によるものです。細菌性結膜炎は、抗菌剤の点眼薬に反応して数日で軽快するものが多い一方、ウイルス性結膜炎には有効な点眼薬はなく、細菌性に比べて症状が強く、治るまでに時間がかかります。
ウイルス性結膜炎には、流行性角結膜炎(はやり目)・咽頭結膜熱(プール熱)・急性出血性結膜炎があり、いずれも眼が真っ赤になり、眼が開けられないぐらいの目やにや痛みなどのきつい症状と、眼以外にも喉の痛みなどを伴うことがあります。
有効な治療薬がないため、対症療法として炎症を抑える薬(ステロイド)などを使用します。感染力が非常に強く家庭や学校での集団感染など短期間で拡がることがありますが、手を介した接触感染が主体なので感染予防は可能です。まず、目をこすったり触ったりしないことが大切で、石鹸と流水でこまめに手を洗うこと、タオルなど顔にふれるものは共用で使用しないことなどの対策も有効です。万一、症状が現れた際は、どの結膜炎か自分で判断することは難しいため、近くの眼科を早めに受診しましょう。
吹田市医師会 有澤 章子