施政方針と重点取組2023〔市報すいた 令和5年(2023年)8月号〕
ページ番号1028880 更新日 2023年7月31日
後藤市長は、今後4年間の市政運営の理念となる施政方針と重点取組2023を表明しました。要約して紹介します。詳しくは市ホームページで確認できます。
◆問い合わせ/企画財政室(電話6384-1632 ファックス6368-7343)
施政方針
8年前、市政運営の舵取りを担う立場となり抱いた初心は、今も変わることなく私の確固たる政治信条となっています。
一点目に、真に民主的であること。
二点目に、モラルを重んじ、清潔であり、人権を尊重すること。
三点目に、政策実現においては、論理的、科学的、そして柔軟な思考に基づき、創り、育み、見直しながら、豊かさと安定、成熟をめざすことです。
この8年間、健全な自治体経営に努めるとともに、多様な市民ニーズに呼応し、さまざまなチャレンジに取り組んでまいりました。その結果、吹田の魅力がさらに向上し、人口増加にもつながっています。
その好循環をさらに進め、市の成長を加速するため、今後4年間で特に注力する取り組みを「重点取組2023」として50項目挙げております。これらの項目を中心に、市民の命と暮らしを守り、高質なまちづくり、とりわけ安心して子育てできる環境整備を進めることで、さらにまちの魅力を高め、次世代に着実に引き継いでまいります。
改めて初心を大切にしつつ、日々の市政運営に誠実に取り組むこと、そして愛する吹田市のさらなる飛躍をお約束し、新たな市政をスタートさせるに当たってのご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
これから4年間の重点取組2023
全50項目の中から一部を抜粋して紹介。
詳しくは市ホームページで確認できます。
大綱1 人権・市民自治
- 人権施策推進基本方針・計画に基づき、多様な人権を尊重するまちづくりを推進
- 連合自治会との新たな意見交換の場を創設し、地域コミュニティを強化
大綱2 防災・防犯
- 総合防災センターを開設し、消防力を充実
- 救急隊を増強し、救急救命体制を強化
- 特殊詐欺をはじめとする犯罪被害の防止に向け、吹田警察署との防犯協定に基づき、連携した取り組みを推進
大綱3 福祉・健康
- 認知症の人やその家族が地域で安心して暮らせるよう支援を充実
- 障がい福祉サービス事業所の医療的ケア対応を推進
- 健康医療情報の利活用を行うデータヘルスと、若い世代からの切れ目のない健康づくりを推進
- 啓発や卒煙支援など、スモークフリーシティの実現に向けた取り組みを推進
- 国立循環器病研究センターや医薬基盤・健康・栄養研究所との連携のもと、循環器病の予防をはじめ、健都を核とした健康・医療のまちづくりを推進
大綱4 子育て・学び
- 第2子以降の保育料を無償化
- 生活困窮世帯の習い事費用の負担軽減を図り、子供の経験・体験機会を充実
- 妊産婦・子育て世帯・子供に対する包括的な支援を強化し、相談しやすい体制づくりを推進
- 中学校の全員給食を実現
- 先進手法により、いじめ、不登校の未然防止や早期対応を推進
- 新教育センターの施設・設備を活用し、不登校児童生徒支援を充実
- すべての小中学校の体育館にエアコンを設置
- 留守家庭児童育成室の待機児童ゼロを実現
- 子供たちが安心して過ごせる居場所の環境整備を推進
大綱5 環境
- 再生可能エネルギーの活用を促進
- 市民・事業者と連携し、ごみの減量、リサイクルを推進
- ポイ捨てや路上喫煙をなくし、まちの環境美化を推進
- 暑熱環境対策を進め、熱中症発生リスクを低減
大綱6 都市形成
- 佐井寺西土地区画整理事業の推進により、良好なまちづくりを実現
- 空き家や分譲マンションの適切な管理を支援し、良好な住環境の維持・向上を推進
- 公園トイレの快適化や遊具の更新などを含め、公園の規模や特性に応じた魅力向上を推進
- 大阪府と連携して上の川を暗渠化し、歩道整備や安全対策を実施
- 江坂駅北側のエレベーター設置をはじめ、バリアフリー化を推進
- 水道施設を適切に維持管理し、再構築による強靭化を推進
- 下水道による浸水対策と施設の維持管理・更新を計画的に推進
大綱7 都市魅力
- 商業者団体などが実施する商店街などの活性化を図る取り組みを支援
- 子供も大人も楽しく気軽にスポーツができる環境づくりを推進
- メイシアターを活用し、若い才能の育成を支援
大綱8 行政経営
- 女性職員の活躍を含め、職員が最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、ワーク・ライフ・バランスの実現など働きやすい環境づくりを推進
- デジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進により、業務の効率化・高度化、市民サービスの向上を推進