(吹田高校)バリアフリー出前講座を実施しました。
ページ番号1009915 更新日 2022年9月6日
平成25年10月2日水曜日、吹田高校の3年生(15人)を対象にバリアフリー講習会を実施しました。 まず、バリアフリーに関する講習を行い、その後、バリアフリー化整備が完了したJR吹田駅南側前広場で車イスや白杖・アイマスクを使用して車イス利用者や視覚障がい者の立場を体験しながら現地を見学していただきました。
講習会の当日の様子を紹介します。


バリアフリーとは?どんなイメージですか?
はじめに、バリアフリーに対するイメージを質問しました。
「バリアフリー」ときいて「点字ブロック」を思い浮かべる人がもっとも多く、15人中12人が回答していました。シャンプーなどの点字表示や「カッコウ」、「ピヨピヨ」という音響式信号機といった目の不自由な方のための設備、そのほか、車イス利用者のためのトイレやボタンの位置、スロープ、ノンステップバスなど、いろいろなものがありました。身のまわりに「バリアフリー」があることをみなさん普段からよく感じているようでした。
バリアフリーに関係するマークの意味を知っていますか?
これらのマークを見たことがあるか、意味を知っているか質問しました。
左上にある車イスのマークは、「障がい者のための国際シンボルマーク」で、障がい者に配慮した建築物、施設であることを示す世界共通のマークです。このマークは「すべての障がい者を対象」としたもので、車イス利用者に限定するものではありませんが、車イス専用と思っている方もいました。
そのほか、優先座席のマークについては、各事業者で使用されているマークが異なっていることをみなさんよく知っていました。この上にあるマークは、阪急電鉄とJR西日本で使用されているマークです。吹田高校のみなさんは、普段から優先座席はもちろんのこと、一般座席でもちゃんと席を譲っているとのことなので、今後も続けていってくださいね。
講習を受けた後の意見や感想
講習、車イス・白杖体験終了後、生徒のみなさんに感想を記入していただきました。その中からいくつか紹介します。
- エレベーターの大きな鏡は、向かい側にトビラがないから車イスの人が後ろを見るためにつけていることを知って、今まであまり意識していなかったからすごいなぁと思った。
【←体験の中でエレベーターの設備を説明しました。】 - 実際に体験してみたら、ほんの少しの段差でも、車イスの人は大変なんだと改めて思いました。目が見えない怖さも知ることができました。これからはもっと親切にしたいと思います。
- 普段何気なく通っている道や、エレベーター、トイレなどがバリアフリーになっていてびっくりした。バリアフリーも大事だけど、人との思いやりも大事にしていきたいです。
- 普段生活している中でバリアフリーは色々なところにあるんだと思いました。これからも、気をつかっていこうと思います。
- バリアフリーについて学んで、前から知っていたこともあったけど、マークとか知らないのばっかりだったし、柵が作られた理由も知らなかったので今日勉強して初めて知ることができました。1人でも多くの不自由の人が安心して暮らせるようにちょっとでもその力になれたらいいなぁと思いました。今日はありがとうございました。
【←事業者のバリアフリー化事例として、大阪モノレールの転落防止柵を紹介しました。】
「心のバリアフリー」の推進のため、市では今後も講習会などを通じて積極的に啓発活動を行っていきますので、みなさんもまわりの人に思いやりの輪をどんどん広げていってほしいと思います。いつか「バリアフリー」という言葉をつかわなくても誰もがあたりまえに思いやりをもって行動できる日をめざして、みなさんもご協力をよろしくお願いします
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