におい
ページ番号1034813 更新日 2024年6月26日
塩素臭
原因
塩素は、安心・安全に水をお使いいただけるよう病原菌から水道水を守る働きをしています。この塩素により、特有の塩素臭を感じることがありますが、法令に基づき塩素の添加量を適正に管理していますので、安心してお使いください。
対策
冷やして飲むと臭いを感じにくくなります。また、煮沸してから冷やすことでより臭いが解消されます。ただし、一度煮沸すると消毒成分である残留塩素が減ってしまうため、長期の保管は避けて、早めにお使いください。近年、家庭用浄水器でこの臭気を除去する性能を有する製品もあります。
薬剤・溶剤臭
原因
水道管の継手(接合剤)や塩化ビニル管の有機溶剤など外部からの浸透によるものが考えられます。
対策
継手接着剤の調査、乾燥度合いの確認及び調査が必要です。吹田市水道部水質グループ(06-6384-1250)にお問い合わせください。
かび臭
原因
琵琶湖で発生する植物性プランクトンの増殖によるものです。かび臭の原因と時期は以下のとおりです。
原因生物 (増殖時期)
フォルミジウム (6月頃)
アナベナ (8月~10月頃)
オシラトリア (8月~10月頃)
対策
水道部では高度浄水処理(粒状活性炭、オゾン)によってかび臭の除去を行っています。また、高度浄水処理の効果が低くなる冬場は、状況に応じて水道原水へ粉末活性炭の注入を行い除去しています。かび臭による人体への影響はありませんので、ご安心ください。
ご家庭でかび臭を除去する方法として、煮沸してから蓋をとり、5~6分程度煮沸させると臭いが取れます。ただし、一度煮沸すると消毒成分である残留塩素が減ってしまうため、長期の保管は避けて、早めにお使いください。
金気臭
原因
水道水が鉄、銅、亜鉛等の金属を多く含むと金属臭の原因になります。給水管の腐食から生じる錆、老朽管の滞留水等が原因で、金属臭となって現れるときがあります。
対策
根本的な解決には老朽管の取替えが必要となります。使い始めの水に臭いがある場合は、しばらく放水してきれいになってから飲用に使用してください。このときの放流水は、飲用以外の用途に利用してください。仮に誤って飲んでしまっても、人体への吸収率は低く健康上の問題はありません。
このページに関するお問い合わせ
水道部 浄水室
〒564-8551 大阪府吹田市南吹田3丁目3番60号
電話番号:
【施設・浄水グループ】 06-6384-1259
【水質グループ】 06-6384-1250
ファクス番号:
【施設・浄水グループ】06-6384-9630
【水質グループ】06-6384-1273
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