視覚障がいについて
ページ番号1027006 更新日 2023年3月31日
視覚障がいについて
視覚障がい者とは
視覚障がいのある方には、全く見えない方と見えにくい方がおられます。見えにくい方の中には、細部がよくわからない、光がまぶしい、暗いところが見えにくい、特定の色がわかりにくい、見える範囲が狭い(視野の一部が欠けていたり、望遠鏡でのぞいているような見え方)などの方がおられます。
見えない、見えにくいことで困ること
- 一人での移動
慣れていない場所では、一人で移動することができません。 - 情報取得
目からの情報を得にくいため、音声や手で触れることなどによって情報を入手しています。
視覚障がいのある方が、必ずしも点字を読めるわけではありません。
点字を使用されるのは1割程度で、残りの9割程度の方は主に音声や拡大文字により情報を得ています。 - 文字の読み書き
文書を読むことや書類に文字を記入することが難しい方が多くいます。 - コミュニケーション
人の視線や表情を理解することが難しいです。 - 点字ブロック上の障害物
点字ブロック上の物や自転車などに当たって転倒することがあります。
サポート方法や留意点
- 移動にお困りの方を見かけられたら・・・
どのような援助が必要かを確認し、移動の際には誘導(付き添い)をおこないましょう。
白杖を持っていたり、盲導犬を連れている方でも援助が必要な場合が多くあります。
誘導するときは、肘につかまってもらい、誘導する人は、相手の歩行速度に合わせて、半歩程度横前を歩くようにします。
また、周囲の状況を伝えるときは、「右に曲がります」「上の階段です」などと、具体的に伝えるようにしましょう。 - 視覚障がいのある方とコミュニケーションをとるときは・・・
周りの状況がわからないため、相手から声をかけられなければ会話を始められないことがあります。
体に触れず、できるだけ前方から声をかけるようにしましょう。
また、「こちら」「あちら」「これ」「それ」「あれ」などの指示語では「どこ」「何か」がわかりません。
場所を伝える場合は、「30センチ右」「2歩前」など、物を伝える場合は、「~~の説明書」などと具体的に伝えましょう。
場合によっては、相手の了承を得たうえで、手を添え、物に触れて説明します。
街で見かける視覚障がい者の日常を支えるもの
- 点字ブロック
点字ブロックとは、視力がなかったり、視力が低下している人が安全に移動するために、地面や床面に設置された四角形の案内表示です。
正式には、「視覚障害者誘導用ブロック」といいます。
ブロックには突起があり、視覚障がいのある方は、この突起を足の裏や白杖で確認しながら進みます。
そのため、点字ブロックの上やその周囲に障害物があると大変危険です。
点字ブロックの上やその周囲では立ち止まらない、自転車や看板、荷物などを置かないようにしましょう。 - 白杖
白杖は、視覚障がいのある方が歩くときに使う用具です。
地面に杖の先を触れさせながら歩くことで、物や段差、路面の変化がわかります。
白杖を使うことで、視覚障がいがあることを周囲に知らせる役割もあります。
【白杖シグナル】
白杖を頭上50センチ上方に掲げることで助けが必要なことを周囲に知らせます。
ただし、このシグナルを知らない視覚障がいのある方もいますので、困っている雰囲気だったり、危険な状態であればお手伝いしましょう。
こんなマークがあります
-
障がいに関係するマークの一例(外部リンク)
各団体等が作成・所管する障がいのある方に関係するマークの一例を紹介するものです。 -
盲人のための国際シンボルマーク(外部リンク)
視覚障がいのある方の安全やバリアフリーに考慮された建物、設備、機器などに表示されるマークです。
このページに関するお問い合わせ
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