市販薬の過量摂取(オーバードーズ)について

ページ番号1031335 更新日 2024年1月9日

オーバードーズとは

「オーバードーズ(Overdose)」とは、薬を使うときの一回あたりの用量(dose)が過量である(over)こと、または薬物の過量摂取に及ぶ行為のことをいいます。
近年、この「オーバードーズ」が深刻化しています。
市販薬の中には、用法・用量を守らずに過量摂取すると、健康被害が起きたり、依存症になってやめられなくなる場合があります。

オーバードーズの背景

 「オーバードーズ」は、特に若年者を中心に広がっており、従来の違法薬物と比較して、女性が多く、非行歴が少ないなどの特徴があるとされています。

 背景には、いじめや虐待、親との関係の悪化、学校での孤立など、学校での人間関係や家族などの悩みを抱えている場合が多く、現実逃避や精神的苦痛の緩和のために、「オーバードーズ」に走る傾向があるようです。

 市販薬の過量摂取により、眠気や疲労感がなくなったり、ふわふわした気分になったりすることがありますが、これらの効果は一時的であり、効果が切れると不快な気分になることから、同じ効果を期待して、市販薬の過量摂取を繰り返してしまいます。

 過量摂取により亡くなってしまう事例が発生するなど、「オーバードーズ」は今や社会問題となっています。

一人で抱え込まずご相談ください

相談窓口

市販薬のオーバードーズがやめられない方や、こころの不調に悩んでいる方は、一人で抱え込まずご相談ください。

正しく医薬品を使いましょう

薬局やドラッグストアでは、薬剤師や登録販売者が、症状などを確認したり、薬の注意事項についての情報提供を行っています。

薬剤師や登録販売者の説明を聞き、また添付文書を読んで、正しく医薬品を使いましょう。

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