医薬品等の個人輸入に注意しましょう!

ページ番号1015959 更新日 2022年9月21日

最近では、海外で販売されている医薬品等を旅行先で購入して持ち帰ったり、インターネットを通じて取り寄せたり、医薬品等を個人輸入するケースが増えています。
しかし、こうした医薬品等については、日本の医薬品医療機器等法に基づき国内で流通しているものに比べて、さまざまな保健衛生上のリスク(危険性)が潜んでいます。

  • 日本の医薬品医療機器等法に基づく品質・有効性・安全性の確認がされていない
  • 虚偽または誇大な効能・効果をうたっているおそれがある
  • 不衛生な場所や方法で製造されたおそれがある
  • 正規のメーカー品を装ったニセモノである可能性がある
  • 副作用や不具合などが起きたときの対処方法が不明である

実際に、個人輸入した医薬品等の使用による健康被害も多数報告されており、中には死亡に至ったケースもあります。

日本国内で正規に流通している医薬品には、それを適正に使用したにもかかわらず重大な健康被害が生じた場合に、その救済を図る公的な制度として「医薬品副作用救済制度」があります。しかし、個人輸入した医薬品による健康被害はこの制度の救済対象となりません。(自己責任となります。)

医薬品の個人輸入を考えている方は、自分ひとりで判断せずに、医師、薬剤師等の専門家に相談しながら、その必要性を十分に検討しましょう。

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