吹田市と地域脱炭素推進コンソーシアム関西まちWe’llが連携協定を締結(2025年5月23日提供)
ページ番号1039382 更新日 2025年6月5日
環境政策室(電話:06-6384-1702)
1 概要
吹田市と鉄道事業者3社で構成する「地域脱炭素推進コンソーシアム 関西まちWe’ll」(以下「関西まちウェル※1」という。)は、地域脱炭素化事業に関する連携協定を締結します。協定を締結するにあたり、NATS※2各市(西宮市・尼崎市・豊中市・吹田市)の首長などが一堂に会し、7月30日に合同で協定締結式を開催します。
※1 関西まちウェルは、持続可能な脱炭素社会の実現を目指し、鉄道事業者で構成する地域脱炭素推進コンソーシアムです。2025年5月23日現在、阪急電鉄株式会社(代表取締役社長:嶋田泰夫)や西日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長:長谷川一明)、大阪市高速電気軌道株式会社(代表取締役社長:河井英明)が正会員として加入しています。
※2 NATSは、府県を越えて隣り合う中核市、西宮市、尼崎市、豊中市、吹田市による都市間ネットワークで、連携して市民サービスの向上や自治体が抱える課題の解消に向けた取り組みを行っています。2021年7月には、「地球温暖化対策の自治体間連携に関する基本協定」を締結しています。
2 協定内容
(1)地域における再生可能エネルギーの導入促進に関する連携
(2)地域脱炭素化に向けた普及啓発に関する取組における連携
(3)地域の脱炭素推進を目的とした公共交通の利用促進に関する連携
(4)その他地域の脱炭素化に資する取組への連携
3 具体的な取組
本協定に基づく連携取組として、本年9月からJ-クレジット制度※3を活用したプロジェクト「関西エネワ」の開始を予定しています。本プロジェクトでは、太陽光発電設備を保有する市民及び事業者に、プロジェクトの会員としてご参画いただき、発電された電力のうち自家消費電力に含まれる環境価値を提供いただき、J-クレジットとして創出します。
関西まちウェルがプロジェクト主体となり、吹田市は市ホームページやSNS等の各種広報媒体を通じて、本プロジェクトの発信を行い、地域脱炭素に向けた市民及び事業者への行動変容を促進します。
※3 J-クレジット制度とは、企業や自治体などが省エネ・再エネ設備の導入や植林などで削減・吸収した温室効果ガスを、クレジットとして国が認証する制度