吹田市危機管理センター 4月1日稼働開始(2023年2月17日提供)

ページ番号1026453 更新日 2023年5月31日

問合せ先
総務部 危機管理室(電話:06-6384-1753)

<ポイント>
有事に対応する災害対策機能のワンフロア・常設化を実現

吹田市危機管理センターは、災害発生時の有事に災害対策の中心的な役割を果たす施設です。同センター設置以前は、危機管理室と災害対策本部の設置場所が本庁舎内でも別フロアにあり、機器の移動や机の設置などの災害対策本部の設営に3時間程度を要していました。いつ発生してもおかしくない地震や台風、洪水、土砂災害などに備え、「災害対策本部」や「災害対応オペレーションシステム」を瞬時に立ち上げることができるように災害対策機能のワンフロア・常設化を行いました。

災害対応オペレーションルーム

市内の被災状況などを収集・整理し、分析・計画を行います。被災状況や避難所、物資等に関する情報は災害対応オペレーションシステムを活用することで、瞬時に一元化・見える化ができます。吹田市では、災害の現状を素早く把握・共有し、将来の予測を行いながら目標設定と対策立案する「目標管理型災害対応」を実践しています。

災害対策本部会議室

災害対応オペレーションルームで立案した対策や各部局によって検討された対策について議論し、本部長(市長)による最終意思決定を行います。マルチスクリーンでは、被災地のドローン映像や河川カメラ、消防ヘリコプターからの映像、応援機関から提供されるAIを活用したリアルタイム分析情報を登録しておき、ワンタッチで映し出すことができます。また、会議に参加していない職員も会議内容をリアルタイムで共有できるようにしています。

リエゾンルーム

国、府、自衛隊、警察、災害医療派遣チーム(DMAT)など応援者の活動拠点として設置します。災害の規模や内容によって、部屋の区切りを変えることができます。また、応援者間の連携を考え、部屋の中で行き来できるように扉を設置しています。この場所にも災害対応オペレーションルームなどと同様の映像情報が共有できるシステムを整備しています。

施設概要

予算額169,444千円(諸室・システム整備に係る費用)、延床面積約450㎡

吹田市役所本庁舎高層棟3階(吹田市泉町1丁目3番40号)

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