ピックアップ吹田〔市報すいた 令和8年(2026年)4月号〕

ページ番号1043627 更新日 2026年3月31日

豊津駅前に安全に歩ける遊歩道が誕生

 令和3年12月から工事を続けていた、上ノ川橋~垂水上池公園間の道路が完成し、3月28日に供用を開始しました。

 以前の道路は、幅が狭く歩道がほとんど無い状態で、歩行者のすぐ側を自動車が走行しており、安全の確保が長年の地域課題でした。そのため、市は大阪府と連携しながら歩行空間の確保などを目的として工事を行いました。

 工事は、上の川を暗きょ化し、その上部空間を活用して、遊歩道や歩道を整備するとともに車道も広げるというもの。これにより、人も自動車も安全・安心に通行できる道路に生まれ変わりました。

 今後は、垂水上池公園~葦葉橋(花壇踏切)の区間も整備する予定です。詳しくは地域整備推進室(佐竹台1 電話6833-6871 ファックス6834-5486)へ。

後藤圭二の市長コラムこもれび通り

すみません

 能登半島を元日に襲った大地震から2年半近くが経ちました。吹田市は石川県輪島市と復旧支援協定を結び、今も職員が支援を続けています。

 地震発生後、輪島市役所では、職員たちが鳴り止まない電話の対応に追われていました。その中には、全国の自治体からの救援申し出もありました。

 「応援職員を派遣しますが、道路状況は?寝泊まりの場所は?何人必要?何を手伝えば?」善意をもって容赦なく投げかけられる大量の質問。混乱の中で状況が十分に把握できていない職員は「まだ分からなくて…すみません」と、受話器の向こうの相手に何度頭を下げたことでしょう。

 全国から駆け付けた応援職員は「避難所のベッドの確保を」「この業務の職員を増員してください」と、正しい指摘をします。しかし、人もモノも不足する現場では、必ずしも正しい対応ができるわけではありません。善意と正論は、知らず知らずのうちに多くの「すみません」を引き出し、現場で奮闘する職員を傷つけました。悪気なく。

 今できることは何か、どうすればできるのかを被災地の職員と共に悩み、考え、手を動かす。真に寄り添った支援ができているか、吹田市の職員は自問し続けています。

 その問いは、復旧支援の現場のみならず、市民生活を支えることを使命とする公務員にとっては、常に大切な視点です。

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