2.都市空間の方向性(吹田市第4次総合計画 基本構想:4.吹田市の将来像)

ページ番号1008622  更新日 2022年9月21日

本市は、さまざまな市街地形成の経過や地形的条件をもつ個性豊かな地域で構成されています。その大部分を住宅地が占めますが、商業・業務、産業、文化・スポーツ・レクリエーション、学術・研究、健康・医療など、多様な都市機能も集積しています。
それぞれの地域がもつ特性やポテンシャルを踏まえながら、魅力ある都市空間の形成をめざします(図表4‑1)。

(1) 地域ごとの特徴ある拠点の形成

地域の玄関口となる鉄道駅周辺は、都市全体の中心的な機能や地域の生活を支えるさまざまな機能が集積しており、地域ごとの特性に応じた拠点の形成を図ります。

各拠点のまちづくり方針

都市拠点(都市機能が集積する拠点)

  • JR吹田駅周辺
    商店街などの活性化の動きと連携を図りながら商業空間としての拠点
  • 阪急吹田駅周辺
    各種の公共施設の集積を生かした市民生活の中心的な機能をもつ拠点
  • 江坂駅周辺
    交通利便性などを生かした商業・業務機能が高度に集積する拠点
  • 岸辺駅周辺
    北大阪健康医療都市(健都)として医療産業などが集積する拠点
  • 万博記念公園周辺
    文化・スポーツ・レクリエーション機能が集積した広域性の高い拠点

地域拠点(地域の中心となる拠点)

  • その他の鉄道駅周辺
    生活関連機能の充実などを図りながら地域の中心となる拠点

(2)都市間・市内のネットワークの形成

地域の拠点で展開される活動を活発化するため、都市間や市内の拠点間の広域的なネットワークを形成し、人、物、情報の交流を図ります。

ネットワークの形成

  • 都市空間のネットワーク
    大阪都心部や北大阪地域、さらには阪神地域・京阪地域など、周辺都市との結びつきを強めるネットワーク
  • 市内のネットワーク
    市内の拠点間の連携を図るネットワーク

(3)人と自然の共生空間の形成

市域全体が市街化されている中、市街地内に残る貴重な自然環境は、生物多様性の保全、良好な環境の確保、潤いのある景観の形成、レクリエーションの場や防災機能の提供など、さまざまな面から重要な役割を担っています。そのような自然環境の規模やつながりを確保するなど、人と自然の共生空間の形成を図ります。

市街地内の自然環境の例

  • 安威川や神崎川に残る河川の自然環境
  • 千里丘陵南端部の斜面緑地をはじめとする竹林やため池などの自然環境
  • 千里ニュータウンや万博記念公園を中心に整備された大規模な公園などの豊かなみどり
地図:図表4-1 都市空間の方向性
図表4-1 都市空間の方向性

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