下水道管渠の老朽化対策の実施状況
ページ番号1040571 更新日 2025年10月17日
下水道管渠の老朽化対策の実施について
平成29年(2017年)に吹田市下水道ストックマネジメント実施方針(以下、実施方針という。)を策定し、下水道管渠の老朽化対策を実施しています。
1 対象施設
布設後20年以上経過した管渠(令和6年度末時点で、管渠延長は679,344m)
2 老朽化対策の手順
【点検】 ⇒ 【調査】 ⇒ 【診断】 を随時実施しています。
⑴重要度に応じて、管渠を腐食のおそれの大きい箇所と重要施設(重要な幹線等に該当する施設)、その他施設の3段階に分類し、点検と調査の頻度を定め、計画的に実施します。
⑵調査結果を基に劣化状況を把握して診断します。
⑶もしも診断後に対策が必要な場合は、【修繕改築計画】 ⇒ 【実施設計】 ⇒ 【修繕または改築工事】 を実施します。
3 点検調査の実績
平成30年度(2018年度)から令和6年度(2024年度)までの7年間の実績は、21,325箇所のマンホールから点検を実施し、その中で調査が必要な管渠として143,572mの調査を実施しました。
4 調査結果と対策
平成30年度(2018年度)から令和6年度(2024年度)までの7年間の調査により、順次診断を行った下水道管渠の延長143,572mに対し、19,536m(約14%)が老朽化対策が必要と判断しました。結果の評価として、実施方針策定時においては、本市の管渠を健全率予測式により算出した老朽化対策が必要な管渠の割合は約35%と予測していましたが、実際は、それより低い数値である約14%でした。
老朽化対策としては、診断後から5年以内を目途に順次改築工事を進めています。改築工事の種類は、主に管渠更生工法(非開削)と布設替工法(開削)があり、既設管の状況や施工条件等を考慮し選定しています。
5 点検の方法
点検(マンホールから管渠を確認)

6 調査の方法
調査(管渠内を確認)

7 関連リンク
実施方針について
吹田市における全国特別重点調査について
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