排除方式
ページ番号1003108
更新日
2022年9月6日
排除方式には、分流式下水道と合流式下水道があります。
分流式下水道とは…
分流式下水道は、トイレ・浴室・台所等の汚水と雨水を宅地内で分離し、汚水は公共汚水ますに、雨水は雨水ます又は側溝等に流す方式です。
合流式下水道とは…
合流式下水道は、トイレ・浴室・台所等の汚水と雨水を両方とも公共汚水ますに流す方式です。
分流式下水道と合流式下水道の特徴
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分流式下水道
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合流式下水道
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長所
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- 雨天時に公共用水域(河川)へ汚水を放流することがないため、水質保全が図れます。
- 下水処理場では汚水だけを処理対象とするので建設費、維持管理費、用地費が安くなります。
- 雨水の排除が既存の水路や側溝などで行える場合は、汚水管のみ整備すればよいので事業費が安くなります。
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- 汚水と雨水を同一の管きょで排除するため事業費が安くなります。
- 道路幅員が狭い場合や地下埋設物が既に施工されている場合でも施工が比較的容易です。
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短所
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- 汚水管と雨水管を整備する必要がある場合は、事業費が高くなります。
- 宅地内排水設備の接続間違いや公共ますの接続間違い等で、汚水が雨水管に混入し汚水が公共用水域(河川)に放流される、また雨水が汚水管に浸入し雨天時に下水量が増える、等の問題が起こることがあります。
- 雨の降り始めの汚濁された路面や屋根の排水が雨水管きょを経て、公共用水域(河川)に放流されます。
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- 雨の降り始めに管きょにたまった汚物が一気に流され、処理場に大きな負担をかけることがあります。
- 雨天時に雨水吐から希釈した汚水が直接、公共用水域(河川)に放流されることなど水質保全上の問題があり、また下水処理場では公共用水域(河川)の水質汚濁改善のために雨水滞水地を設けるなどの対策が必要となります。
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