施設のしくみ
ページ番号1015092 更新日 2022年9月28日
(1)計量器
工場に持ち込まれたごみの重量をはかり記録します。
(2)プラットホーム
ごみを収集車(パッカー車)からごみピットへ投入するところです。
(3)ごみプラットホーム脱臭装置
焼却炉停止時にごみのにおいを脱臭して外に出します。
(4)ごみピット
ごみをためるところです。1週間~10日分(約5,000トン)のごみをためることができます。
(5)ごみクレーン
ごみピットのごみを焼却炉へ運びます。また、ごみが安定して燃えるようにごみピット内のごみを撹はんし均質にします。約5トンのごみをつかめます。
(6)投入ホッパ
ごみクレーンで運ばれたごみは、投入ホッパに入れられます。
(7)焼却炉
ごみを約850度以上の高温で完全燃焼させます。ごみはいったん燃え出すと自燃します。
(8)ボイラー
ごみ燃焼時の熱エネルギーで蒸気を発生させ、蒸気は発電やエネルギーセンターの運転、エネルギーセンター・破砕選別工場・リサイクルセンターでの給湯、冷暖房に利用されます。
(9)エコノマイザー
燃焼ガスの熱を利用して、ボイラー用給水を加熱しボイラーの効率を向上させています。
(10)減温塔
燃焼ガスを急冷し、温度を下げてダイオキシンの再合成を抑制します。
(11)ろ過式集じん器
ごみ焼却によって発生した燃焼ガス中に含まれるばいじんを除去します。
(12)排ガス洗浄塔
燃焼ガス中に含まれる塩化水素や硫黄酸化物を薬剤で除去します。
(13)排ガス再加熱器
燃焼ガスの温度を上げて、脱硝反応塔の効率を上げるとともに、白煙が出ないようにします。
(14)脱硝反応塔
燃焼ガス中に含まれる窒素酸化物を触媒で分解除去します。
(15)誘引通風機
燃焼ガスを煙突から大気に放出するための送風機です。
(16)煙突
高さ約80メートルです。
(17)灰溶融炉
アーク放電により、焼却灰と焼却飛灰を約1,300度にして溶かし無害化します。
(18)溶融飛灰処理設備
溶融飛灰と薬剤を混ぜ合わせて無害化します。
(19)スラグ処理設備
スラグとメタルを分離し、有効利用できる大きさに粉砕します。
(20)スラグピット
灰溶融炉から排出されたスラグやメタル等は灰ピットへためられます。
(21)搬出クレーン
スラグやメタルをつかみ、トラックに積み込みます。スラグ、メタルはリサイクル施設へ運ばれ再利用されます。
(22)排水処理設備
エネルギーセンターの排水は二段凝集沈殿や吸着等によって重金属等が取り除かれます。
(23)蒸気タービン発電機
ごみ燃焼時の熱エネルギーを有効利用して発電をしています(最大13,000キロワット)。発電した電気はエネルギーセンター、破砕選別工場、リサイクルセンターで使用し、余った電気は電力会社に売却します。
(24)中央制御室
工場全体の運転状況の監視と機器の操作をします。また、各種データを集計比較し、効率的運転を行っています。
(25)環境掲示板
窒素酸化物や塩化水素等の排ガスデータや発電量を常時掲示しています。(ダイオキシンの測定は年一回です。)
このページに関するお問い合わせ
環境部 資源循環エネルギーセンター
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