吹田市障がい者福祉年金の廃止について

令和5年(2023年)11月定例会において「吹田市障がい者福祉年金支給条例を廃止する条例」が可決されました。

　吹田市障がい者福祉年金は、障がい者(児)の生活の安定と福祉の増進を目的に、昭和42年(1967年)に創設し、現在まで市の独自制度として実施してまいりましたが、障がい者(児)に係る法整備等により、障がい福祉サービスの利用者が増加する中、今後もサービスや施策等の維持・向上を図り、障がい者(児)の生活や社会参加への支援を安定的に行うには、現行の現金給付からサービス給付へ転換を図る必要があることから、令和6年(2024年)9月期の支給を最後に廃止することと致しました。

　今後はこの財源を活用し、重度障がい者(児)へのサービス拡充、相談支援体制の充実・強化、福祉人材の確保・育成策の推進等、障がい者(児)に係る制度・施策のさらなる充実化を図ってまいります。