ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の基礎知識

ページ番号1015748 更新日 2023年8月7日

ロコモティブシンドローム(運動器症候群 略称ロコモ)とは

  • 運動器の機能低下や障害によって、日常生活を営むのに困難をきたす歩行機能の低下、あるいはその危険性があることをさします。介護・介助が必要な状態になったり、そうなるリスクが高い状態をいいます。
  • 運動器とは、骨・関節軟骨・筋肉・神経系のことです。それぞれが連携しており、どこか1つが悪くても、体はうまく動きません。

7つのロコチェックこんな症状は要注意です!チェックしてみましょう。

躓く人

  1. 片足立ちで靴下がはけない
  2. 家の中でつまづいたりすべったりする
  3. 階段を上がるのに手すりが必要である
  4. 家のやや重い仕事が困難である
  5. 2Kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
  6. 15分くらい続けて歩くことができない
  7. 横断歩道を青信号で渡りきれない

1つでも該当すれば、ロコモティブシンドロームの可能性があります。

ロコモ予防(運動編)

2つのロコモーショントレーニング(ロコトレ)

(1)片脚立ち

  • バランスの力をつける運動です。
  • 目を開けたまま片脚で立ち、他方の足を床につかない程度に軽く上げます。
  • 左右1分間ずつ1日3回の実施が推奨されています。

※転倒に注意し、必ずつかまるものがある場所で行いましょう

(2)スクワット

  • 下肢筋力にきわめて効果の高い運動です。
  • 膝に負担がかかりすぎないように、膝は90度以上曲げないようにします。
  • 深呼吸するペースで、5~6回、1日3回の実施が推奨されています。

※支えが必要な人は、十分注意して、机に手をついて行ってください。


毎日の生活に「プラス10」の習慣を!今より10分多く体を動かすことが、ロコモ予防につながります。たとえばこんな「プラス10」にトライしてみませんか?

歩行する人

  • 自転車や徒歩で通勤や買い物に行く。
  • いつもより遠くのスーパーに買い物に行く。
  • エレベーターやエスカレータではなく階段を使う。
  • 歩幅を広くして歩く。
  • ラジオ体操で運動する。
  • テレビを見ながらロコトレやストレッチをする。

ロコモ予防(食事編)

メタボも痩せすぎも要注意です!

肥満になると、腰や膝に負担がかかります。
一方、無理なダイエット等で栄養が不足すると、骨や筋肉の量が減ってしまいます。

バランスのとれた食事を心がけましょう

  • 主食(炭水化物を多く含むご飯・パン・麺類等)
  • 主菜(タンパク質を多く含む肉・魚・卵・大豆製品等)
  • 副菜(ビタミン・ミネラル・食物繊維を多く含む野菜・海藻・きのこ類等)
  • 骨粗しょう症の予防のポイント 食事も参考にしてください。

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