メタボリックシンドローム
ページ番号1015752 更新日 2024年1月18日
メタボリックシンドロームとは?
肥満(内臓脂肪による)に加えて、高血糖・高血圧・脂質異常を複数併せ持った状態のことです。自覚症状はありませんが、動脈硬化を飛躍的に進行させて、さまざまな生活習慣病を引き起こし、やがて脳梗塞や心筋梗塞など重篤な疾患になる危険性があります。
メタボリックシンドロームの判定基準
- 腹囲
男性85cm以上
女性90cm以上 - 高血糖
空腹時血糖110mg/dl以上 - 高血圧
収縮期血圧130mmHg以上
かつ/または
拡張期血圧85mmHg以上 - 脂質異常
中性脂肪150mg/dl以上
かつ/または
HDL 40mg/dl未満
1に加え、2~4のうち、1つ該当すると、メタボリックシンドローム予備群、2つ以上該当すると、メタボリックシンドローム
内臓脂肪がたまるとなぜいけないのですか?
内臓脂肪細胞から、健康を損なう”悪玉”の生理活性物質が分泌されます。この物質が、高血糖や高血圧、脂質異常症を招き、それが進行することによって動脈硬化へとつながっていきます。
内臓脂肪はなぜたまってしまうのですか?
内臓脂肪がたまる主な原因は、「食べすぎ・飲みすぎ」と「運動不足」です。さらに喫煙が加わるとメタボリックシンドロームを助長します。つまり、メタボリックシンドロームは、長年培ってきた、さまざまな生活習慣の積み重ねが原因です。ですから、食生活の改善と身体活動を取り入れることによって、メタボリックシンドロームの予防・解消が可能なのです。
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