前立腺がんの基礎知識
ページ番号1016710 更新日 2022年9月21日
前立腺がんは、高齢化、食生活の欧米化などの影響で、患者数、死亡者数ともに増加しています。早期に発見すれば手術や放射線治療で治癒することが可能です。比較的進行がゆっくりであることが多いため、かなり進行した場合でも適切に対処すれば、長く通常の生活を続けることができます。
前立腺がん検診について
前立腺がん検診は、血液検査で、PSA値を調べます。PSA値とは、前立腺内で作られるたんぱく質の一種です。がんや炎症などがあると血液中に出てきますが、必ずしもがんであるとはかぎりません。あくまでも前立腺がんの発見のきっかけとなる一つの指標です。
前立腺がん検診の精密検査について
精密検査の方法は、疑わしい部位、悪性の可能性の有無により選択されます。
直腸診
肛門から指を挿入して前立腺の状態を確認します。
前立腺超音波検査
肛門から専用の超音波器具を挿入して前立腺の状態を調べます。
前立腺生検
超音波をガイドにして前立腺を描出しておき、細い針で前立腺を刺し、6か所かそれ以上から組織を採取し調べます。
こんな症状が長く続く人はすみやかに医療機関へ
排尿困難、頻尿、残尿感、夜間頻尿、下腹部不快感など。
ただし、前立腺がんの特有の症状はなく、多くは前立腺肥大症に伴う症状です。
- がんを克服するための最大のポイントは「早期発見・早期治療」です。
- 毎年1回前立腺がん検診を受けましょう。
- 検診結果で要精密検査と判定されたら、必ず精密検査を受けましょう。
このページに関するお問い合わせ
健康医療部 成人保健課
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番2号(吹田市立保健センター内)
電話番号:
【成人保健担当】 06-6339-1212
【公害・原爆担当】 06-6384-1827
ファクス番号:06-6339-7075
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。