食中毒の発生について(2024年1月19日提供)
ページ番号1031810 更新日 2024年1月30日
問い合せ先
健康医療部 衛生管理課(電話:06-6339-2226)
健康医療部 衛生管理課(電話:06-6339-2226)
1 探知及び概要
令和6年(2024年)1月13日(土曜)、吹田市保健所に、株式会社WEDGE(施設名称:楽楽弁当できた亭)から、「1月12日に当社が調製した弁当を喫食した消費者から体調不良の報告が寄せられている」との報告がありました。
その後、調査の結果、弁当を喫食した130名のうち、56名が食中毒様症状を呈していることが判明しました。患者の共通食は当該施設で調製された弁当のみであること、食事以外から感染を疑う事象がなかったこと、発症状況が類似していること、複数の患者便から食中毒菌の一種であるウエルシュ菌が検出されたこと、医師から食中毒の届出があったことから、吹田市保健所長は当該施設が調製した弁当を原因とする食中毒事件と判断し、1月19日(金曜)、営業停止処分を行いました。なお、本件において重症者はありません。
2 発症日時
初発1月12日(金曜)午後5時から
3 喫食者数
130名
4 有症者
数56名
5 主な症状
下痢、腹痛
6 原因施設
施設名称:楽楽弁当できた亭
施設所在地:吹田市江坂町1丁目16-28ハーヴェスタ江坂204
営業者:株式会社WEDGE代表取締役水沼智治
7 原因食品
1月12日に当該施設で調製された弁当
8 原因物質
ウエルシュ菌
9 措置
1月19日(金曜)から1月20日(土曜)までの2日間の営業停止命令
※ウエルシュ菌は、土壌などに広く分布する菌で、人や動物の腸管にも存在します。感染すると、6~18時間の潜伏時間の後、菌が作る毒素(エンテロトキシン)により下痢や腹痛を起こします。一般的に症状は軽く、多くは1~2日で回復します。