市長コラム「こもれび通り」
ページ番号1018790
令和7年10月号
テレワーク
便利になった、いや、便利になってしまったものです。「テレ」とは離れたところ、「ワーク」は仕事。出勤せずに自宅や外出先で仕事ができる「テレワーク」が浸透してきました。
まさに今、羽田空港で搭乗時刻までの30分、ノートパソコンに向かっています。市役所にいなくてもオンラインで書類に目を通し、職員とチャットでやり取りもしています。紙の書類と電話が中心だったころとは仕事のやり方が劇的に変わり、隔世の感です。
デジタル環境の充実により、テレワークを含め働き方のバリエーションが広がりつつあります。子育てや介護、障がいなど、さまざまな事情を抱える職員が、柔軟な働き方で時間を有効に活用し、能力を発揮できます。
ただ、市役所の仕事は市民対応が不可欠で、テレワークはまだまだ発展途上です。対面でのやり取りが効果的な業務の在り方、勤務時間や仕事の進み具合の管理など、課題もあります。
その昔、パソコンの導入により仕事が合理化されて楽になるのでは、と期待したものです。ところが、実際にはできる仕事が増え、かえって忙しくなりました。いつでもどこでも仕事ができるようになり、近頃、オンとオフの境目があやふやになってきた私。何だか昭和のデジャヴを感じています。
せめて機内では、のんびり音楽を楽しむことにしましょう。
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