市長コラム「こもれび通り」
ページ番号1018790
令和7年9月号
どーも
「お先にどうぞ」「あ、ありがとうございます」エレベーターから出る際にはこのようなやりとりをしますし、乗るときも軽く表情で伝えます。
え?しませんか?確かに表情ひとつ変えない人もいらっしゃいます。必ずしも皆が見ず知らずの人と出会った際に、会釈や目礼をするとは限りません。シャイで謙虚、遠慮がちな人にとっては、他人と目を合わせ軽く表情を緩めるのは苦手かもしれません。
一方、外国人は他人とでも軽く挨拶を交わすシーンが多いように感じます。それが旅行先の日本で空振りしたとき、文化の違いとはいえ彼らはどんな気持ちになるでしょうか。ちなみに「会釈」は日本特有の礼儀作法で、もとは仏教用語だそうです。
車を運転中、合流してくる相手に「どうぞ」と減速し合図したのに、何の反応もなく当然のように前に入ってこられることがあります。お礼の合図をする余裕がないこともあるでしょうし、悪気はないと思いますが、少し残念な気持ちになります。
軽い挨拶は「私は怪しい者ではありませんよ」と相手に伝える意味もあり、それを無視すれば相手に不安や居心地の悪さを与えてしまいます。
「どーも」「まいど」という言葉は便利ですね。それにニッコリ笑顔を添えて。
これまでのこもれび通り
- 令和7年度(2025年度)
- 令和6年度(2024年度)
- 令和5年度(2023年度)
- 令和4年度(2022年度)
- 令和3年度(2021年度)
- 令和2年度(2020年度)
- 平成31年度・令和元年度(2019年度)
- 平成30年度(2018年度)
- 平成29年度(2017年度)
- 平成28年度(2016年度)
- 平成27年度(2015年度)