市長コラム「こもれび通り」
ページ番号1018790
令和8年8月号
吹田市に
かつて数十倍ということもあった公務員の採用試験の競争倍率が、今や全国で平均すると事務職で4倍前後となっています。
少子高齢化や人手不足で、民間企業の待遇は向上しています。一方で、公務員のイメージといえば、給料が安く管理職になっても大きくアップしない、職員数が少なく職場に余裕がない、業務の増加と複雑化、カスハラ対応などなど。
多くの若者が企業に流れる背景として、これらの実情を報道やSNSなどで、リアルに、そして簡単に知ることができるようになり、自治体志望者の主たる動機だった「安定」や「やりがい」に大きく影響していることが考えられます。公務員志望者の減少、これは国家的に危険な事態です。
そのような中、吹田市では職員(一般事務職)の採用試験の倍率が一昨年は約30倍、昨年は約40倍、そして今年実施している試験では約45倍と年々上がり続けています。しかも、主に大学新卒者の区分では約90倍になろうという超高倍率。
なぜそこまで吹田市に?これに着目したある大学の行政学研究室が、現在、科学的にその要因の分析を進めてくれています。
職員の働き方や職場風土を10年以上かけて変えてきた我々としては、客観的な分析結果を見るのが今から楽しみです。
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