【HTML版】令和7年6月1日発行 すいどうにゅーす No.66

ページ番号1039460 更新日 2025年6月18日

水道事業に関する市民アンケート調査を大解剖!

吹田市民2000人(無作為抽出)を対象としたアンケート調査を実施し、1021人の方からご回答をいただきました!
ご協力ありがとうございました!
市民アンケート調査の「水道事業に大いに期待すること」(自由記述)でいただいた意見で、多く出てきた項目を取り上げます。

水道水の安全性~PFASについて~

有機フッ素化合物であるPFOS及びPFOAが地下水や河川から高濃度で検出され、ニュースになっています。PFOS及びPFOAは、熱や薬品に対し耐久性があり、環境中で分解されにくく、蓄積性の高い物質です。健康影響の観点から国内外で製造・使用等が制限されています。

すいすいくん:水道水利用に関して不安と回答された方の中で、35%の人が有機フッ素化合物に対して不安を感じていると回答しているよ。

水道部の取組

水源の水や水道水の水質を定期的に検査しています。
PFOS及びPFOAの合算値は、全ての地点で10ng/L程度で推移しており、国が定める暫定目標値の50ng/Lを下回っているので、安心して水道水をご利用いただけます。測定結果などはホームページに掲載しています。

水道料金

水道事業は税金でなく、皆様からいただく水道料金で運営しています。
日々の安定給水や施設の維持管理のほか、古くなった水道管の更新や施設の耐震化には多額のお金が必要です。
社会全体で節水が定着したことなどにより、料金収入は減少傾向にある中、今後も水道資機材や燃料費等の更なる上昇が見込まれ、経営環境はますます厳しくなっています。

すいすいくん:41%の人はご自宅の水道料金がいくらかご存知ないんだ。料金を含めて水道事業に関心を持ってもらえるよう、努力が必要だね!

水道部の取組

将来世代に健全な水道事業を引き継ぐため、コスト削減の主な取組として、水道施設のダウンサイジング(廃止、縮小)や近隣市との共同化等を進めています。また、財源確保の主な取組として国庫補助金や企業債の活用とともに、適正な料金水準を適宜検証し、必要な見直しを図っています。

水道施設の老朽化

全国的に、浄水場や水道管等の老朽化が進行しており、それらの更新が重要な課題になっています。吹田市でも1960年代から千里ニュータウンの開発等に伴い多くの水道管が布設されており、古い水道管が占める割合を表す指標(法定耐用年数超過管路率)は39.1%(令和5年度末時点)と、全国的に見ても高い状況になっています。

すいすいくん:老朽化を問題と思っている人が87% やっぱり不安だよね!

水道部の取組

古い水道管が多く残っているため、全国平均を上回るペースで更新工事を進めています。更新する水道管は、管の古さだけで決めるのではなく、漏水事故の起こりやすさや断水した時の影響の大きさ等を考えて選んでいます。

水道施設の耐震化

令和6年能登半島地震の被災地の水道施設では大きな被害が生じました。
今後発生が想定される南海トラフ地震や上町断層帯地震等の災害に備えて水道施設の耐震化が必要です。
※重要な管路である基幹管路の耐震適合率(耐震管や耐震適合性のある水道管の割合):56.7%(令和5年度末)
 全国平均:43.3%(令和5年度末)

すいすいくん:耐震化が重要と思っている人が98% ほとんどの人が重要だと思っているね!

水道部の取組

耐震化が必要な配水池については、9割程度耐震化が完了しています。また、被害の影響が大きい水道管や災害時に医療拠点となる病院、避難所となる小中学校への水道管を優先して整備するなど、防災減災につながる効果的な耐震化に取り組んでいます。

市民アンケート調査(その他)

アンケート結果の詳細はホームページをご覧ください。

知りたい情報について

問.あなたが、水道に関して知りたい情報は何ですか?

  • 水道水の安全性:69%
  • 断水・濁水等のリアルタイムな緊急情報:47%
  • 漏水等、困った時の対応:45%
  • 災害発生時の災害時給水拠点及び災害時給水所のリアルタイムな開設状況:45%
  • 災害対策への取組:42%

満足度について

問.あなたは、本市の水道事業について満足されていますか?

  • 満足している:29%
  • どちらかといえば満足している:65%

満足:計94%
引き続き市民の皆様に満足していただけるよう安心・安全な水道事業運営に努めてまいります!

自由意見のご紹介(一部抜粋)

  • 安全、安心の水道事業をお願いします。
  • 災害にも強い水道管をお願いしたい。安心、安全な水道水を守ってほしいと思います。
  • 安くするための努力をお願いします。
  • 吹田市の水は浄水器がなくてもおいしいので、その品質を保っていってほしい。
  • 普段、何気なく使用している水道に関して、今回のアンケート調査に協力することで水道について自分の中での意識づけになった。

片山浄水所マイクロ水力発電設備が稼働!

環境負荷低減の取組として、受水圧力を利用したマイクロ水力発電を開始しました。発電量は一般家庭の年間使用量約66世帯分になり、売電料の一部は水道部の収益になります。佐井寺配水場、津雲配水場に続いて3カ所目の導入です。

水道いどばた会議

身近にある水道の現状や課題、地震等災害への備え、すいた水道の将来の姿などについて、一緒に考えていただく取組です。ご希望に応じて職員が地域にお伺いします。
おおむね10名以上の市内のグループなら、どなたでもお申込みいただけます。
ご希望の開催場所、日時をお気軽にお問い合わせください。
水道について、ざっくばらんに話し合いましょう!

お問合せ:企画室 経営グループ
電話 : 06-6384-1253
mail : w-keiri@city.suita.osaka.jp

令和6年度:16回開催 約280名の方が参加

引き続き、ご応募お待ちしております!

このページに関するお問い合わせ

水道部 総務室
〒564-8551 大阪府吹田市南吹田3丁目3番60号
電話番号:
【総務・人事グループ】06-6384-1252
【料金グループ】06-6384-1281
ファクス番号:【総務・人事】06-6338-3192 【料金】06-6384-1534
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。

ご意見をお聞かせください

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)