特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」にご注意ください

ページ番号1034988 更新日 2024年9月6日

 クビアカツヤカミキリは、幼虫がサクラなどの幹を食い荒らすため、木を弱らせて枯らせてしまいます。全国的に被害が広がっており、大阪府内でも平成27年度(2015年度)に初めて確認されて、令和6年(2024年)7月時点では府内27市町村で確認されています。この度、吹田市内でも令和6年6月に初めて発見されましたのち、7月にも報告がありました。

 繁殖力が高く、放置しておくと大量に増えて、サクラなどの樹木が枯死したり、枝が落ちたり、倒木につながり、大変危険です。

 見つけたら、環境政策室までご連絡ください。

 また、被害拡大防止のため、その場で踏みつぶすなど、駆除に御協力お願いします。

クビアカツヤカミキリは、特定外来生物です

 平成30年(2018年)1月に「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」による特定外来生物に指定されています。特定外来生物は、飼養、保管、運搬、輸入、野外への放出等が原則禁止されています。捕獲して持ち帰るなどはできないのでご注意ください。

名称 クビアカツヤカミキリ

学名 Aromia bungii

分類 コウチュウ目・カミキリムシ科

体長 2cmから4cm(成虫)

分布 中国、朝鮮半島、ベトナムなど

特徴 からだ全体が黒く光沢がある / 頭部の下(前胸の一部)が赤く、突起がある

生態 成虫の発生期:6月から8月頃 / 幼虫の活動期:3月から10月頃

被害樹種 サクラ、モモ、ウメなど主にバラ科の樹木

クビアカツヤカミキリ
クビアカツヤカミキリの成虫
うどん状に固まったフラス
うどん状に固まったフラス
写真提供(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所
大量のフラス
大量のフラス
写真提供(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所

クビアカツヤカミキリの被害

 生きている樹木の幹や根から幼虫が排出するフラス(木くず・糞の混合物)の特徴から、概ね判断することができます。

 写真を参考に、大量のフラスやうどん状に固まったフラスなど、クビアカツヤカミキリによるものと疑わしい状況を発見した場合は、可能な範囲で写真を撮るなどし、詳細な場所とともに、環境政策室まで連絡をお願いします。

 防除については、成虫は見つけ次第、被害拡大防止のため、踏みつぶすなど、捕殺するようお願いします。※特定外来生物を生きたまま持ち運ぶことは、法律で禁止されています。

 幼虫については、樹幹や根から排出するフラスを掻き出し、食入によりできたトンネル内にいるものを、長い針金などで刺殺します。また、防風ネット等を樹幹に巻き付けることで、樹から脱出した成虫がほかの樹へ移動するのを防ぎます。

クビアカツヤカミキリを見つけたら、サクラなどの樹木を守るために、みなさんのご協力をお願いします。

このページに関するお問い合わせ

環境部 環境政策室
〒564-8550 大阪府吹田市泉町1丁目3番40号 (高層棟2階 232番窓口)
電話番号:
【庶務担当】 06-6384-1701
【環境美化担当】 06-6384-1361
【資源循環担当】 06-6384-1702
【環境まちづくり・環境パートナーシップ・エネルギー・脱炭素・環境戦略担当】 06-6384-1782
【やすらぎ苑担当】 06-6384-1793

ファクス番号:06-6368-9900
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