コラム「こもれび通り」

市の広報紙「市報すいた」に連載している市長コラムです。

 

令和元年12月号「魅力的な笑顔、その原点」

「先生が薦めてくれた一冊の本がきっかけでした」。千里第二小学校でまかれた吉野少年の好奇心の種は、その後大きく花を咲かせ、世界の不思議を探る長い旅へと向かわせます。
 

小学校というと、こんなことを思い出します。学校で生まれたうさぎを私は懸命に世話しましたが、蚊に刺されたピンク色の小さな命は、残念ながら、手のひらで消えてしまいました。その命をあふれる涙で見送ったときが、生物の道をめざす私の原点だったのかも知れません。授業中も世話を続けた私を許してくれた先生は、今も恩師として温かく見守ってくださっています。


さて、吉野少年は60余年後、ノーベル化学賞を受賞します。先日、吹田っ子に「好奇心を持って、なぜ?なぜ?を繰り返すことで、未来が見えてくる」という言葉をいただきました。
 

堀江少年も千里山出身で、その原点は吹田ラグビースクール。20年後に日本代表の中心選手として発揮した「あきらめないひたむきな姿」は、観る人に大きな感動をもたらしました。
 

同時に世界の注目を集めた二人。その原点が吹田市にあることを誇りに思います。それにしても吉野彰(あきら)さんと堀江翔太さん、その魅力的な笑顔の原点はどこにあるのでしょうか。


 

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