住宅用火災警報器!設置の効果!

ページ番号1023851 更新日 2024年3月18日

こんな効果がありました!住宅用火災警報器!

住宅用火災警報器を設置することで、火災発生時の死亡リスクや被害拡大リスクの減少に大きな効果があります。

吹田市消防本部管内の令和3年(2021年)から令和5年(2023年)の間で発生した住宅火災における住宅用火災警報器の設置の効果は、次のとおりです。

  1. 設置ありでは、死者が大幅に少ない
  2. 設置ありでは、設置なしに比べて負傷者が半減している
  3. 設置ありでは、設置なしに比べて概ね全ての焼損程度(全焼・半焼・部分焼・ぼや)が減少している。
令和3年(2021年)

住警器設置状況

火災件数

死者数

負傷者数

全 焼

半 焼

部分焼

ぼ や

あり

3

0

1

1

0

0

2

なし

7

2

5

2

2

0

3

令和4年(2022年)

住警器設置状況

火災件数

死者数

負傷者数

全 焼

半 焼

部分焼

ぼ や

あり

1

0

0

0

0

1

0

なし

7

1

4

3

0

0

4

令和5年(2023年)

住警器設置状況

火災件数

死者数

負傷者数

全 焼

半 焼

部分焼

ぼ や

あり

4

1

3

1

0

1

2

なし

4

1

0

0

2

0

2

全国の状況

総務省消防庁の分析によりますと令和元年(2019年)から令和3年(2021年)までの3年間における失火を原因とした住宅火災で、住宅用火災警報器を設置している場合は、設置されていない場合に比べ死者数と損害額は半減しており、焼損床面積は6割減となっています。

住宅用火災警報器の奏功事例

吹田市消防本部管内における直近の住宅用火災警報器の奏功事例を紹介します。

  • オーブントースターでパンを加熱し過ぎて、煙と炎が発生した。住宅用火災警報器が鳴動したので家人が気付き消火した。
  • 家人が鍋をガスコンロに掛けたまま外出したもので、配達員が住宅用火災警報器の警報音に気付き119番通報し、事なきを得た。
  • 電子レンジで芋を加熱し過ぎて、煙が発生した。住宅用火災警報器が鳴動したので家人が気付き消火した。
  • 魚焼きグリルからの煙で住宅用火災警報器が鳴動し、家人が気付き119通報した。
  • 電子レンジの内容物から煙が発生し、住宅用火災警報器の警報音を聞いた通行人から119番通報があり、事なきを得た。

命を守る住宅用火災警報器!備えましょう、点検しましょう。

平成23年(2011年)6月から全ての住宅(既存の住宅含む)に設置が義務化された住宅用火災警報器。設置の効果は、前述のように火災発生時の死亡リスク等が大幅に減少します。命や財産を守るためにもまだ設置されていないお宅がありましたら是非設置をしていただきますようお願いします。

また、すでに設置されているお宅は、定期的な点検をしていただきますようお願いします。

いざという時に電池切れや機器本体の交換(機器内部のセンサーの劣化)が必要な状態となっていて作動しなかったということがないように注意してください。

 

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消防本部 総務予防室 予防グループ
〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1丁目21番6号 (消防本部)
電話番号:06-6193-1116 ファクス番号:06-6193-0101
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