フレイル予防に係るICTを活用した認知機能評価の導入(2022年10月7日提供)

ページ番号1023747 更新日 2023年5月31日

 

問合せ先
福祉部 高齢福祉室支援グループ(電話:06-6170-5860)

※「脳体力測定」活用現場の取材をご希望の場合は、広報課(電話:06-6384-1272)までご連絡ください。

1 導入の経緯

吹田市では令和元年度から高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施の取組を開始し、福祉部・健康医療部が協働で高齢者フレイル等予防推進事業として実施しています。地域の健康課題の分析結果から、認知機能維持・向上のための取組の一つとして、ICTを活用した認知機能評価を導入するに至りました。

2 概要

高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施の取組の一環として、株式会社トータルブレインケア(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:河越眞介、以下トータルブレインケア)の「脳体力トレーナーCogEvo」(CogEvoは「コグエボ」と読みます。)を、ICTを活用した認知機能評価として導入します。
令和4年10月から「脳体力測定」と称して、住民主体の通いの場、介護予防教室・相談会等において活用し、希望者は5分程度のゲームにチャレンジします。併せて保健師等から運動・栄養・社会参加、生活習慣病予防に関する情報提供や、必要に応じて個別支援を行います。また、フレイル予防の取組の評価の一つとして活用するものです。

3 活用開始日

令和4年10月11日(火曜)から住民主体の通いの場や介護予防教室・相談会等で順次活用します。
令和4年10月から:市主催教室(脳いきいき教室 はつらつ体操教室)
12月から:住民主体の通いの場等への活用案内
令和5年2月から:フレイル予防気軽に相談会

4 「脳体力トレーナーCogEvo」について

「脳体力トレーナーCogEvo」 は、12 種類のゲームを通じ、楽しみながら手軽に認知機能別トレーニングと認知機能チェックができるクラウドサービスです。「脳体力トレーナーCogEvo」 の特徴は、正答率だけではなく作業時間も測定することで、認知機能の軽微な変化に気づくことが可能であること、「自分自身で感じられる達成感」「ほめてくれる仕組み」といった学習科学の要素を取り入れていることが挙げられます。既に医療機関や介護施設、薬局など約 600 件の導入実績があり、スポーツ選手の脳振とう復帰プログラムや企業の健康経営サポート等、医療関係以外の分野においても導入が進んでいます。

脳体力トレーナーCogEvoWebサイト:https://cog-evo.jp/

 

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