市立吹田第六小学校で平和への思いを五・七・五に込めた川柳本作成(2022年9月9日提供)

1　概要

　市立吹田第六小学校では、今年度創立50周年を迎え、太平洋戦争中の空襲被害などを題材に平和学習を実施し、全児童（269名）が平和な社会を築くための提言を五・七・五の川柳で表して1冊にまとめた書籍を作成します。書籍は、600部の発行を予定し、保護者や地域住民、市内小中学校に配布します。
※平和学習では、太平洋戦争中に投下されたとみられる不発弾が4月、市内で見つかり、不発弾処理の際は、吹田第六小学校が一時避難所として利用されたことについても触れました。
　書籍のタイトルは「吹六小　平和へのささやかな提言」で、12月頃の完成を目指しています。4年生～6年生（125名)は、9月中に、それぞれの平和への思いをイメージマップで整理し、川柳を作り上げるまでの授業を実施します。

2　目的

(1)平和学習を通して、平和について学び、現在、世界で起きていることについて知り、自分なりに、あるいは自分ごととして捉え、平和への考えを持ちます。
(2)国語科において、平和についての自分の考えを17音（5・7・5）にまとめ、伝え合い、学び合い、言語力向上を図ります。
(3)平和について、自分の考えを言語化し、学びを深め、本づくりを通して保護者や地域へも発信し、ともに平和を考えます。

3　書籍作り計画

9月12日～14日など　テーマ例、アプローチの方法を考える・イメージマップでイメージを広げる
9月13日～15日など　自分の思いを文章で表現する、十七音で表現する
9月14日～21日　推敲する
11月1日(予定)　「吹六小平和へのささやかな提言」原稿完成
12月9日(予定)　「吹六小平和へのささやかな提言」書籍完成
12月17日　創立50周年記念式典にて披露・発信