令和8年(2026年)2月 施政方針
ページ番号1041811 更新日 2026年2月18日
市議会令和8年(2026年)2月定例会の冒頭で、市長は市政運営に対する基本的な姿勢・理念を示す施政方針を表明しました。
施政方針全文
令和8年度の当初予算をはじめ、各議案のご審議をお願いするに当たり、市政運営の基本方針や新年度の展望を、市民の皆様にお伝えいたします。
物価上昇傾向が続き、市民生活には様々な影響が及んでいます。先行き不透明な社会情勢が続く中、政府は責任を持って経済対策を講じなければなりません。本市も基礎自治体として地域の実情に応じた対応に努めてまいります。
これまで本市は、子供・子育て世帯、障がい者、高齢者、生活困窮世帯などにそれぞれ焦点を当てた支援策を安定的に推進してきました。
一方、わが国全体では少子化に歯止めがかからず、年間の出生数は70万人を下回り、婚姻率低下や単身世帯の増加など、経験したことのない社会への移行が進んでいます。こうした中では、豊かな暮らしの基盤として、あらゆる世代の人々が、互いに支え合いながら暮らす地域共生社会への転換が必要と考えます。市民、事業者など様々な担い手とともに、それぞれの強み、使命を持ち寄り、連携した取組を進めます。
また、引き続き子育て世帯の負担軽減に向けた支援に努めるとともに、介護予防をはじめ市民の健康寿命延伸にも力を入れてまいります。
本市は他に誇る健康と医療のまちです。その核となる北大阪健康医療都市「健都」は成長を続け、存在感を高めてきました。
健都イノベーションパークでは、国立循環器病研究センターや国立健康・栄養研究所との連携の下、最新の知見を活かした民設民営の食育研究の拠点を整備し、食環境モデルの構築を進めます。
各地で地震や大規模火災などの災害が相次いでいます。基礎自治体は、日々の暮らしのサポートはもとより、いつ来るか分からない災害から市民の命を守り抜くという使命も果たさねばなりません。
一昨年、大規模な地震や豪雨により甚大な被害を受けた能登半島は未だ復興途上にあります。本市が輪島市で応急対応や復旧業務をお支えした際に得た教訓の数々は間違いなく本市の危機対応能力を高めました。
引き続き災害支援経験を活かし、災害に強く安心して暮らせるまちづくりに注力してまいります。
豪雨災害の多発や厳しさを増す暑熱環境など、気候変動の影響は日常の暮らしにも広がっています。省エネ・節エネ、3Rなど、全庁を挙げて環境配慮に努めます。
昨年度に策定した「教員の働き方改革グランドデザイン」をはじめ、未来を担う子供たちのための教育改革を進めています。部活動の外部委託などの推進により、教員が子供たち一人ひとりと向き合う時間を確保し、本市の教育の質を一層向上させる環境を創ります。
不登校児童・生徒支援においては、教育支援教室に加え、オンライン上の仮想空間(メタバース)も活用することで、多様な繋がりと社会的自立への道を拓いてまいります。
高度経済成長期から半世紀以上が経過し、全国的に都市の老朽化が顕在化しています。まちの活力の基盤たる各種の公共インフラを、これからも健全な状態で未来へ引き継がなければなりません。
将来世代に過大な負担を背負わせないように、計画的な維持管理と更新に努めます。その一例として水道事業においては、使用者たる市民のご理解を得て、適正な料金設定の下、安全な水道水を安定供給する責任を果たしてまいります。
上の川周辺地区では、河川上部空間を活用したみどりを繋ぐ遊歩道の整備を進めています。現在工事を進めている区間は令和7年度末の完成を、延伸区間は令和8年度の工事着手を目指します。
本市最後とも言える大規模な面的整備である佐井寺西土地区画整理事業では、造成工事と併せ、阪急千里線と都市計画道路との立体交差工事などを本格化し、安全で快適なまちの都市基盤づくりに取り組みます。
また、中の島公園では、官民連携により再整備工事に着手しており、スポーツと憩いの場として親しんでいただけるよう取り組んでまいります。
スポーツや文化・芸術にふれあうことは、暮らしに彩りをもたらします。より豊かな市民生活の実現に努めてまいります。
持続可能な市政運営のために、行政は、市民ニーズにお応えするための政策推進と、健全な財政の維持、そのバランスをとる責任を担っています。近視眼的な考えでブレーキをかけるのではなく、中長期的な視点に立ち、未来への必要な投資を的確に行うとともに、財政基盤の健全化に努めます。
DXの推進により業務改革と市民サービスの向上を図ります。また、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取組を進めることと併せ、「ゼロハラ」をめざし、全ての職場において心理的安全性を高め、働きやすい職場環境を整えます。
本市が各施策を迅速かつ効果的に進めることができているのは、議会をはじめ、多くの皆様のお力とお知恵、ご協力によるものです。改めて敬意を表し心よりお礼申し上げます。
第4次総合計画の下、市民が、一人ひとりの人権を尊重し合い、日々の暮らしの中に幸せと誇りを実感できる持続可能なまちの実現に向け、今後とも職員一同、誠意と知恵を結集して取り組むことをお約束し、令和8年度に向けた施政方針といたします。
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