スタッフ紹介

ページ番号1033169 更新日 2025年4月1日

特別館長 中牧 弘允(なかまき ひろちか)

宗教人類学、経営人類学、ブラジル研究

1947年、長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。文学博士。国立民族学博物館・総合研究大学院大学名誉教授。千里文化財団理事長、日本カレンダー暦文化振興協会理事長。専攻は宗教人類学、経営人類学。調査地は北海道、アメリカ、ブラジル、イギリス、中国など。

※担当したオンライン講座は次のページをご覧ください。

近著と展示

『ひろちか先生に学ぶ こよみの学校Ⅳ』つくばね舎(2021)、『世界をよみとく「暦」の不思議』イースト・プレス(2019)、『カレンダーから世界を見る』白水社(2008)、『会社のカミ・ホトケ-経営と宗教の人類学』講談社(2006)、Japanese Religions at Home and Abroad: Anthropological Perspectives, RoutledgeCurzon(2003)、編著に『世界のクリスマス百科事典』丸善出版(共編、2023)『テキスト経営人類学』東方出版(共編、2019)、Globalizing Asian Religions: Management and Marketing (co-eds.) Amsterdam University Press (2019)、Enterprise as a Carrier of Culture (co-eds.) Springer (2019)、『世界の暦文化事典』丸善出版(編、2017)、『学校と博物館でつくる国際理解教育のワークショップ』国立民族学博物館調査報告138(共編、2016)、Enterprise as an Instrument of Civilization (co-eds.) Springer (2016)、『会社神話の経営人類学』東方出版(共編、2012)、『学校と博物館でつくる国際理解教育』明石書店(共編、2009)など。展示に国立民族学博物館の「日本の祭と芸能」と「祈る(アメリカ展示)」、展示協力にJICA横浜海外移住資料館の常設展示、神戸市「海外移住と文化の交流センター」の移住ミュージアム。当館のミニ展示「『大宝』の発見ー年号に問う吹田の歴史」(2019)も担当した。

近著論文

「メディアとしての暦―朝鮮・台湾・インドネシアにおける元号と皇紀」『関西学院大学社会学部紀要』130号(2019)、「聖空間としての上海万博―龍頭の都市をめざして」『吹田市立博物館館報』17(2017)、「民間宗教事業家としての行基」住原則也編『経営と宗教―メタ理念の諸相』東方出版(2014)、「旧カフエーパウリスタ箕面店が提起する問題」『JICA横浜海外移住資料館 研究紀要8』(2014)

このページの先頭へ戻る

館長・学芸員 高橋 真希(たかはし まき)

考古

吹田の遺跡と出土遺物を中心に、考古学の視点から市域の歴史について調べています。特に吹田の古代窯業(須恵器や瓦の生産)は重要であり、調査研究の重点項目です。その他、墨書土器や古代~中世の荘園の開発についても関心を深めています。

担当した展示

「瓦-平安の都へ-」(1994)、「榎坂郷蔵人村の日々」(1998)、「川の古代祭祀」(2002)、「千里丘陵の須恵器」(2004)、「吹田の景観を掘りおこす」(2006)、「吹田の景観を掘りおこす2」(2007)、「古代摂津国考」(2010)、「自然から学ぼう」(2011)、「小松左京写真展」(2012)、「子どもと環境」(2012)、「あそび大はっけん」(2013)、「一片の瓦から」(2014)、「古代の港か?祭場か?-五反島遺跡の謎に迫る-」(2016)、「東洋一の夢の跡-吹田操車場遺跡展-」(2018)、「めぐる・かわる・つながる-自然の循環のふしぎ-」(2019)

著作

「平成6年度特別展『瓦-平安の都へ』余録」『博物館だより』ナンバー4(1995)、「市内出土の文字資料[墨書土器その1-垂水南遺跡-]」『博物館だより』ナンバー6(1996)、「山田銅鐸-吹田で発見された銅鐸」『博物館だより』ナンバー8(1997)、「蔵人遺跡の条里遺構-中世蔵人村の景観を求めて-」『博物館だより』ナンバー12(1999)、「市内出土の文字資料-墨書土器その2-『難波津の歌』が書かれた土器」『博物館だより』ナンバー15(2000)、「市内出土の文字資料-墨書土器その3 五反島遺跡出土の墨書土器1-平安時代前期-」『博物館だより』ナンバー19(2002)、「市内出土の文字資料-木製品その1 蘇民将来札-豊島郡条里遺跡-」『博物館だより』ナンバー22(2004)、「吹田のはきもの」『博物館だより』ナンバー24(2005)、「五反島遺跡出土竈形土製品について」『吹田市立博物館館報』第6号(2006)、「『摂津国』ができるまで」『博物館だより』ナンバー28(2006)、「吹田市の木簡」『博物館だより』ナンバー30(2007)、「難波宮と吹田」『博物館だより』ナンバー41(2010)、「市内の遺跡にみる災害の痕跡」『博物館だより』ナンバー46(2011)、「五反島遺跡の謎1 五反島遺跡は八十島祭の祭場か」『博物館だより』ナンバー67(2016)、「五反島遺跡の謎2 五反島遺跡は八十島祭の祭場か」『博物館だより』ナンバー67(2016)、はたしてそこは港なのか」「五反島遺跡の謎1 五反島遺跡は八十島祭の祭場か」『博物館だより』ナンバー67(2016)、「吹田操車場遺跡の発掘調査でわかったこと1 粘土採掘坑」『博物館だより』ナンバー75(2018)、「吹田操車場遺跡の発掘調査でわかったこと2 嶋下郡南部条里」『博物館だより』ナンバー75(2018)

このページの先頭へ戻る

副館長・学芸員 河島 明子(かわしま あきこ)

美術工芸

大学院で西洋美術史を専攻する一方、博物館教育に関心を持ち、様々な館種でコレクションを主軸とした教育普及事業を実践してきました。当館では吹田市の美術工芸全般を担当しています。大坂画壇関係や西村公朝などにについて調べ、地域の文化に気づき、楽しんでいただけるような発信を追求していきたいと思っています。

※担当したオンライン講座は次のページをご覧ください。

著作・論文等

  • 「収蔵資料を活用した水墨画と絵巻の鑑賞授業~博物館で行う中学校向け授業プログラムの実践例~」『吹田市立博物館館報』19:70-77(2019)
  • 「新収蔵資料 西村公朝筆 油彩画「釈尊伝」について」『吹田市立博物館館報』20: 52-63(2020)
  • 「川を往来する文化」『吹田市立博物館だより』81:3(2020)
  • 「西村公朝《ふれ愛観音像》触れる仏像の試み」『ユニバーサル・ミュージアム さわる!“触”の大博覧会』小さ子社、122-123(2021)
  • 『大坂好みを描く 呉春から孔寅・芳園へ』吹田市立博物館(2023)
  • 「呉春から孔寅・芳園へ~花鳥画でたどる~」『博物館だより』95:2-5

担当した展示

「西村公朝 芸術家の素顔」(2018)、「西村公朝 作仏のこころ」(2019)、「彫像コレクション ミニ展示」(2021)、「西村公朝 挿絵原画の世界」(2022)、「新収蔵 西村公朝作品ミニ展示」(2023)、「大坂好みを描く 呉春から孔寅・芳園へ」吹田市立博物館(2023)

このページの先頭へ戻る

学芸員 竹原 千佳誉(たけはら ちかよ)

考古

大学では、日本考古学を学びました。研究テーマは古墳時代の形象埴輪から古墳時代像をあきらかにすることです。その一方、博物館の展示では、ちいさな子どもも楽しんで展覧会をみてもらえるような工夫を日々考えています。

※担当したオンライン講座は次のページをご覧ください。

著書・論文など

  • 「子ども向け展示解説について-「吹田の名品展」での工夫-」『吹田市立博物館館報』21、57-61(2021)
  • 『新芦屋古墳-被葬者の謎にせまる-』吹田市立博物館(2021)
  • 「謎がいっぱい!新芦屋古墳」『博物館だより』85:2-3(2021)
  • 「畿内とその周辺の横穴式木室墳」『博物館だより』86:6-7(2021)

担当した展示

「新芦屋古墳-被葬者の謎にせまる-」(2021)

このページの先頭へ戻る

学芸員 池田 直子(いけだ なおこ)

歴史(古代〜近世)

大学では日本中世史専攻。担当分野は古代~近世(江戸時代)の文献史学。垂水庄などの中世荘園、国人領主吹田氏の活動、江戸時代の吹田地域の様相などについて文献史学の立場から調べています。

担当した展示

「高山右近とその時代」(1998)、「東寺領垂水庄」(2001)、「ことのしらべ」(2004)、「昔の文字を読む」(2006)、「千里の竹」(2008)、「北摂の戦国時代」(2009)、「万博市民展」(2011)、「大僧正行基展」(2013)、夏季展示「紫金山と釈迦ヶ池-まもる自然・つくる環境-」(2014)、「絵図っておもしろい-国絵図と村絵図-」(2015)、夏季展示「まもる自然・つくる環境Ⅲ どっちがどっち!? -ちかくの自然をよくみてみよう-」(2016)、「自然のふしぎをあそぼう」(2017)、「水からかんがえよう!」(2018)、「大塩平八郎展 四海困窮いたし候はば・・・」(2019)、「吹田の名品展 -西尾家・中西家旧蔵品-」(2020)、「吹田の絵図展」(2021)、「大坂の陣と吹田村-橋本家文書展ー」(2023)

著作

「研究報告『京都府立総合資料館所蔵垂水庄関係文書について-預所浄禅と公文代助正関係文書の検討-』」『吹田市立博物館館報』第2号 2002、「史料紹介『常光円満寺中世文書』」『吹田市立博物館館報』第8号 2008、「古文書を読む会活動報告」『吹田市立博物館館報』第15号 2015、「気比家過書船株鑑札」『博物館だより』No.7 1996、「特別展『高山右近とその時代』」『博物館だより』No.10 1998、「キリシタン墓碑にのこる二支十字」『博物館だより』No.11 1998、「玉林寺文書と細川高国」『博物館だより』No.13 1999、「特別展『東寺領垂水庄』」『博物館だより』No.16 2001、「芥河貞継の垂水支配と垂水庄番頭百姓」『博物館だより』No.17 2001、「方便法身像と惣道場の成立」『博物館だより』No.19 2002、「特別展『ことのしらべ-琵琶法師から当道座へ-』」『博物館だより』No.22 2004、「八橋検校の箏曲」『博物館だより』No.23 2004、「伴大納言絵詞にあらわれたはきもの」『博物館だより』No.24 2005、「風になびく門田の稲-中世吹田の風景」『博物館だより』No.27 2006、「百人一首を読む」『博物館だより』No.28 2006、「実験展示『吹田のアルバム』」『博物館だより』No.31 2007、「竹と市民」『博物館だより』No.34 2008、「秋季特別展『北摂の戦国時代』」『博物館だより』No.39 2009、「ボランティアと小学校の団体見学」『博物館だより』No.41 2010、「大阪万博と吹田市民」「アメリカ館の大屋根から東京ドームへ」『博物館だより』No.45 2011、「企画展『さわって楽しむはくぶつかんinすいた』」『博物館だより』No.50 2012、「大僧正行基展」『博物館だより』No.53 2013、「予告 企画展「さわって楽しむ博物館 in すいた」」『博物館だより』No.54 2013、「釈迦ヶ池の水利と樋あけ」『博物館だより』No.58 2014、「摂津国絵図に描かれた吹田」「神崎川開発の絵図」『博物館だより』No.63 2015、「吹田音頭を踊ろう」『博物館だより』No.70 2017、「大塩平八郎展 四海困窮いたし候はば・・・」「大塩平八郎/大塩平八郎の乱と宮脇志摩/大塩平八郎と郷士橋本家」『博物館だより』No.79 2019

このページの先頭へ戻る

学芸員 藤田 裕介(ふじた ゆうすけ)

近現代史

大学では、日本近現代史を学び、近代日本の政治や社会の変化について過去の人々が残した史料を通じて考えてきました。
明治以降の吹田地域がどのような変遷をたどり、現在に至ったのか。地方自治や産業などの様々なキーワードを通して、明らかにしていきます。

このページの先頭へ戻る

博物館スタッフ 笠井 一司(かさい かずし)

学校教育連携を担当します。

このページの先頭へ戻る