旧中西家住宅 主な展示資料
ページ番号1031165 更新日 2025年3月11日
当住宅で収蔵する資料を主屋内などにおいて展示しています。
常設で展示しているものの他、期間を定めて随時展示・紹介しているものもあります。
常設展示資料
紙本墨書「萬歳樓」(売茶翁署名、江戸時代)
煎茶の祖とされる黄檗宗の僧、売茶翁の書。
紙本墨書「閑雅自愛」(藤澤南岳、大正時代)
幕末から大正期にかけて活躍した儒学者、藤澤南岳の書。
木槌文政九年戌三月十日 3挺(江戸時代)
主屋の上棟に使用されたと考えられているもの。市指定有形文化財(附指定)。
軒桟瓦(江戸時代)
摂州嶋下郡吹田村の瓦師が文政9年に製作したことを示す刻印があります。
天秤秤(江戸時代)
丁銀をはかる秤。大坂高麗橋の細工職人が製作したものを宝永7年(1710年)に購入したとの墨書があります。
期間限定の展示資料
「お内裏様」「お雛様」(昭和初期頃)、掛軸「立雛之図」(李龍斎式部筆、江戸時代中期)
桃の節句にちなみ、当住宅にて収蔵している雛人形と立ち雛を描いた掛軸を、令和7年3月下旬まで展示しています。特にこちらの雛人形は今回が初めての公開となりますので、この機会にぜひご覧ください。
和時計(幕末頃)
箱書から大坂堺筋本町の時計師・大和屋伊兵衛が製作したものとわかります。「子(ね)」や「巳(み)」で時を表しています。
和本(江戸時代後期)
「百人一首一夕話」天保4年(1833年)出版の百人一首の解説書。奥書から大坂心斎橋の版元が出版し全国の書林が販売したことなど当時の出版事情がわかります。
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