令和元年6月5日 市民に向けての市長メッセージ「2期目を迎えて」

市長の後藤圭二です。去る5月14日に、新たな任期を迎えることができたという喜びと同時に、市長として、5年目が始まったという責任の重さに身の引き締まる思いです。

初登庁の日、市民の皆様から花束を頂きながら、4年前のこの日を思い起こしていました。「吹田をこのまま放っておけない！」と決意して立候補し、何とか市長の職に就かせて頂いた日を。35年間の行政経験があるものの、不得手な分野もあり、政治経験はほぼ無い身で、これからどのように市民の皆様の負託に応えるべきか、と考えを巡らせながらご挨拶をしていたことを覚えています。

その点、今回は全く心境が異なりました。より具体的に市長の責任を認識しつつ、明確に見える山積みの課題を前に、やり遂げなくてはならないという使命感に駆られています。

吹田市は、データ上では全国有数の豊かで恵まれた自治体に位置づけられています。それを市民の皆様が「やっぱり吹田」と暮らしの中で実感として受け取っていただけるよう、また、皆様の「もっと」に懸命にお応えするよう全力で頑張ります。

市政を進める目的は同じでも、その手段は様々です。吹田市がさらに愛着と誇りあふれる魅力あるまちになると確信できる最適な答えを導き出していくとともに、初心と変わることなく民主的で清新な市政を引き続き推し進めてまいりたいと考えています。そして、市民の皆様には、さらなる吹田市の成長、成熟に向けてお力をお貸し頂きたいと存じます。これからの4年間もどうぞよろしくお願いいたします。