平成28年3月4日 市民に向けての市長メッセージ「暮らし心地はいかがですか?」

ページ番号1013119  更新日 2022年9月21日

まちの「暮らし心地」と「定住意向」に関するアンケート調査(サンケイリビング新聞社)において、阪神間を主とする18市の中で吹田市が最高の評価をいただきました。
また、紙面には掲載されなかった「まちの自慢度」と併せて「3冠」を達成しており、正直驚きました。
(ほかに高い評価を受けている市は、西宮市、芦屋市、箕面市などでした)

吹田市の人口は増加しています。
先日発表された国勢調査の速報からは、この5年間の人口増加数(約1万9千人)が、全国の基礎自治体(特別区・政令市を除く)で最大であることがわかりました。
わが国全体や大阪府の人口が減少している中で、多くの方々が本市を選び、住み続けようと思っていただいていることを嬉しく、また誇りに思います。

吹田市はこの半世紀ほどの間に、千里ニュータウン開発、万国博覧会開催、吹田インターチェンジ開設、大阪大学吹田キャンパス開校、多くの高度医療施設の集積などを経て、大きく発展してきました。
ここ数年では、大和大学開校や理化学研究所移転、エキスポシティや市立吹田サッカースタジアムのオープンなどのトピックが話題となりました。
今後は、健都(北大阪健康医療都市)のまちづくりに伴う国立循環器病研究センターと市民病院の建替え移転、南吹田地域でのJR新駅設置などを控えており、市の魅力や格が高まる流れが続いていきます。

吹田市はこのような誇るべきブランドを大切にし、豊かで住み心地のよい環境をつくり、育んできました。
そして今、みなさまから高い評価をいただいていること、多くの方に選ばれる自治体であることを、市長として、また生まれ育ったこのまちを愛する一人の市民として、今日までのまちづくりの長い道のりに思いを馳せつつ、本当に嬉しく思います。

ただ、このような明るい話題の一方で、さまざまな課題にも直面しています。
大幅な人口の増加を受け、一部の公共機能が追い付かなくなってきました。
児童数が増えたことで、いくつかの小・中学校では教室数が不足しつつあります。
保育所には、予想を大きく超える申込みが寄せられたため、急きょ「待機児童緊急対策プロジェクトチーム」を立ち上げ、一人でも多くの児童をお預かりできる方策を早急に検討することになりました。

今後も都市部への人口集中が続くことでしょう。
本市には、他の多くの自治体には見られない課題に立ち向かう責任があるのです。

さて、吹田市役所は、この春に約200人の新規採用職員を迎えます。
競争率10倍を超える難関を突破した若者の大量採用、大きな機構改革、人事異動、新規予算のスタート…市役所の空気は一変するに違いありません。
暮らしやすく、このまちに住んでよかったと思う。
それを誰かに自慢したくなる。
そんな吹田であり続けるよう、職員一同全力を尽くしてまいります!

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