文化財説明板一覧

ページ番号1031127 更新日 2024年3月1日

文化財説明版
説明板設置文化財 地域 設置場所 概要 Google MAP
1 都呂須地車 旧吹田 内本町2-5 天保六(1835)年の墨書があり、市内では最も背の高いものです。市指定有形民俗文化財。
2 西奥町地車 旧吹田 高浜町5 高浜神社 彫物師小松源蔵の墨書があり、天保期の建造と考えられます。市指定有形民俗文化財。
3 六地蔵地車 旧吹田 高浜町5 高浜神社 天保十(1839)年の棟札があり、府下の同型式の地車の中では古い時期に属するものです。市指定有形民俗文化財。
4 吹田街道 旧吹田 南高浜町1 南高浜町で亀岡街道から分岐し、市域南部をほぼ東西に通り、豊中市域に入り、服部で能勢街道に達します。
5 六地蔵道標 旧吹田 南高浜町3 亀岡街道から片山村へ通じる道が分岐するところに立てられていました。江戸時代。
6 南町道標 旧吹田 南高浜町4 亀岡街道から吹田街道が分岐する所に立てられています。江戸時代。
7 神境町地車 旧吹田 南高浜町24 春日神社 天保十三(1842)年の棟札があり、建造に関わる大工と彫物師も明らかなものです。市指定有形民俗文化財。
8 吹田の渡 旧吹田 南高浜町12付近 吹田の渡は河川交通における吹田の玄関口として栄え、川を利用する水運と街道を利用する陸運とを結ぶ要でもありました。
9 高城B遺跡 旧吹田 高浜町9 道路工事に伴い発掘調査が行われ、平安時代の溝に囲まれた建物跡が見つかり、屋敷の一部と考えられます。
10 豊嶋郡条里遺跡東限界水路 旧吹田 泉町2-29 いずみの園公園 古代の土地区画制度である条里制の境界に位置し、両岸に堤防を備えた中世の水路跡を延長100m近くにわたって調査しました。
11 浜の堂地車 旧吹田 西の庄町10 泉殿神社 幕末から明治期に地元の大工によって建造されたと考えられます。市指定有形民俗文化財。
12 川面町地車 旧吹田 西の庄町10 泉殿神社 嘉永七(1854)年の棟札があり、天保期の地車に比べて装飾性の高いものです。市指定有形民俗文化財。
13 太鼓御輿 垂水・江坂 江坂町3-68 感神宮 江坂素盞嗚尊神社の神事において担がれる太鼓御輿。江戸時代、嘉永六(1853)年に製作されたものです。市登録有形民俗文化財。
14 家形石棺蓋 垂水・江坂 江坂町3-68 感神宮 明治初期の出土したと伝えられる家形石棺(蓋)。古墳に納められていたものと考えられ、兵庫県高砂市周辺で産出する竜山石製で7世紀初頭のものと考えられます。
15 榎坂西道標 垂水・江坂 江坂町3-36 吹田街道の交通量が増え、詳しく表示することが必要となったために立てられたものと考えられます。江戸時代。
16 榎坂東道標 垂水・江坂 江坂町3-27 吹田街道から吹田南部を通って大阪市十八条町に通じる古道が分岐するところに立てられています。江戸時代。
17 垂水遺跡 垂水・江坂 垂水町1 垂水神社 神社裏山の調査で弥生時代の竪穴住居跡4棟、高床式建物跡、焼土坑等が調査されました。
18 垂水南遺跡 垂水・江坂 垂水町3-22 大和病院 古墳時代の水田の畦畔を調査。水田で使用されていたと考えられる木製の農具も見つかりました。
19 垂水南遺跡出土墨書土器 垂水・江坂 垂水町3-25 ハイツ中辻 平安時代の河道跡から「垂庄」等を記した墨書土器が出土しました。平安時代の東寺に関係する荘園を示す資料です。
20 垂水南遺跡 垂水・江坂 垂水町3-32 豊津中学校 古墳時代の土器が多量に出土した河道跡や高床式倉庫と考えられる建物跡を調査。また、坩堝や鉱滓等が出土し、金属器を造る工房跡の存在が考えられます。
21 江坂公園周辺の文化財 垂水・江坂 江坂町1-19 江坂公園 江坂公園周辺の主に古墳時代から平安時代にかけての蔵人遺跡、五反島遺跡、感神宮所在石棺、垂水遺跡、垂水南遺跡を紹介。
22 金田町地車 垂水・江坂 金田町29 嘉永七(1854)年の棟札があり、川面町地車と同じ棟梁大工によるものです。市指定有形民俗文化財。
23 糸田橋石柱 垂水・江坂 阪急豊津駅地下道東口前 阪急豊津駅西出口に埋没していたものを現在地に移設したもので、吹田街道にかけられていた橋を記念するものです。明治36年。
24 蔵人稲荷神社本殿 垂水・江坂 吹田市豊津町38 蔵人稲荷神社 蔵人村の鎮守社として崇敬されている神社で、元禄5年(1692年)「榎坂村蔵人村寺社御改帳」に記載があり、17世紀後期にはすでに現在のような神社の景観が見られました。本殿は市内において17世紀後期にまで遡れる数少ない一間社流造本殿建築として高く評価されています。
25 千里寺本堂 千里山 千里山西1-37 千里寺境内 昭和3(1928)年に京都御所で行なわれた昭和大礼に際して建てられた饗宴場の一部です。昭和初期の和風宮殿建築を伝えるものです。国登録文化財。
26 五反島遺跡 南吹田 南吹田5-34 五反島公園 古墳時代から平安時代にかけての神崎川の旧河道跡や平安時代の大規模な堤防跡が調査されました。また、古墳時代から中世にかけての多量の土器や中国唐代の鏡や馬具などが見つかりました。
27 原町周辺の須恵器窯 原町4-26 原町児童センター 原町周辺の古墳時代の土器を焼成した窯跡を紹介。
28 佐井寺くりぬき水路 佐井寺 五月が丘南12 佐井寺東公園
佐井寺1丁目25
佐井寺と釈迦ヶ池の間にある丘陵をトンネル状にくりぬいたもので、江戸時代の明和年間(18世紀後半)には作られていました。古絵図によれば長さは約120mとなり、当時の技術から考えると非常に困難な工事であったと考えられます。
29 須恵器窯跡(ST56) 佐井寺 佐井寺1-18 伊射奈岐神社 社殿北側で古墳時代の土器を焼成した窯跡を調査しました。
30 須恵器窯跡(ST12) 佐井寺 竹谷町37 総合運動場 総合運動場の場所で調査された古墳時代の土器を焼成した窯跡です。実物は博物館に移築。
31 佐井寺伊射奈岐神社社号標石 佐井寺 佐井寺1-18 伊射奈岐神社 平安時代編纂の『延喜式神名帳』に掲載された「式内社」の所在地や名称が混乱しているのを正すために、江戸時代中期の儒学者並河誠所が幕府に標石建立を提言し、寺社奉行の大岡越前守忠相から許可を得て元文元(1736)年から翌年にかけて建てられたものです。
32 七尾東遺跡 岸部 岸部北5-19 弥生時代の竪穴住居跡を調査しました。同じ場所で何回か建て替えられ、住居内から弥生土器、石鏃や石包丁が出土しています。
33 小路道標 岸部 岸部北2-6 亀岡街道から佐井寺観音参拝道が分岐する地点に立てられた一石五輪塔道標。江戸時代。
34 大光寺太子館 岸部 岸部中5-10 大光寺 聖徳太子を顕彰するために昭和13(1938)年に建てられた2階建ての建物。2階は和風、1階は洋風の建築手法を取り入れたものです。国登録文化財。
35 山田三つ辻道標 山田 山田東4-16 山田街道と小野原街道が分かれる所に立てられていました。江戸時代。
36 山田伊射奈岐神社本社本殿 山田 山田東2-3 山田伊射奈岐神社 平安時代中期に編纂された「延喜式」にも記載されている古い歴史を持つ神社です。現本殿は建築様式などから17世紀末期の建築と考えられています。大阪府内では稀有な五間社流造で、建物の安定性を高め中央を強調しています。また装飾性の高い彫刻は高く評価されています。
37 アケボノゾウ化石 ニュータウン 佐竹台3-4 佐竹公園 佐竹台でアケボノ象の歯の化石が発見されました。今から約250万年前から約120万年前に生息していたと考えられる小型の象です。
38 吹田のヒメボタル ニュータウン 高野台3 千里第4緑地 コウチュウ目(鞘翅目)ホタル科に属し本州・四国・九州等に分布する日本固有種で成虫と幼虫は陸上生活を送ります。メスははねが退化して飛べないことから生息環境の急激な変化への対応力が弱いので、当緑地は生態系の調和が保たれてきた場所と考えられ大変貴重なものです。
39 新芦屋古墳 千里丘 新芦屋上28 新芦屋中央公園 発掘調査を実施した結果、7世紀前半に築かれた一辺約20mの方墳とみられ、全国でも唯一の石棺を納めた木室墳であることがわかりました。石棺のそばには馬具一式のほか、鉄刀・耳飾り・玉類・須恵器・土師器などが出土しました。

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地域教育部 文化財保護課
〒564-0001 大阪府吹田市岸部北4丁目10番1号 (吹田市立博物館内)
電話番号:06-6338-5500 ファクス番号:06-6338-9886
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