片山地域

ページ番号1031124 更新日 2024年3月1日

モデルコース 徒歩2.5km

阪急吹田駅→玉林寺→片山神社→大阪ハリストス正教会→阪急豊津駅

地図:片山地域

地図:片山周辺図

玉林寺

(出口町10) ※仏像等は一般公開されていません。

玉林寺は、釈迦如来を本尊とする曹洞宗の寺院で、元禄5(1692)年の記録には、文安2(1445)年に惟中守勤が開基したと記されています。当寺には、室町幕府の管領細川高国の禁制や曾祖父細川持春に関する文書など16世紀の古文書が残されています。この文書には後世のメモ書きがあり、当寺は、持春の院号「玉林院」にちなみ創建されたと記しています。古文書の内容から、玉林寺は細川家一門ゆかりの寺として、手厚い保護を受けたことがわかります。本堂は、屋根に覆いがかけられていますが、入母屋造・草葺の屋根形式をとるものとみられます。安政4(1857)年の本堂再建が伝えられていますので、現本堂はこの頃のものと考えられ、本市では数少ない草葺屋根の本堂です。

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片山神社

(出口町3)

素盞嗚尊を主神とする片山神社は元禄5(1692)年の記録に片山村牛頭天王社と記載され、旧片山村(片山・原・山の谷・出口)の産土神として祀られてきました。文化10(1813)年建立の常夜燈が残されています。

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大阪ハリストス正教会 大阪生神女庇護聖堂

(山手町1-8)※聖像画等は一般公開されていません。

大阪天満橋にあった明治時代の聖堂が戦災に遭ったので、昭和37(1962)年に当地に再建されたものです。形はビザンチン様式で、建物は上から見ると十字架の形をし、内部には聖像、聖障と呼ばれる仕切があります。聖像画家山下りんの「最後の晩餐」が架けられています。祈祷儀式に用いられる蝋燭や香炉、聖像や聖歌などロシア正教の伝統を継承しているといわれます。

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このページに関するお問い合わせ

地域教育部 文化財保護課
〒564-0001 大阪府吹田市岸部北4丁目10番1号 (吹田市立博物館内)
電話番号:06-6338-5500 ファクス番号:06-6338-9886
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