災害に備えて
もしも、地震等で水道水が出なくなったら?
じゃ口をひねると、いつもすぐに出てくる水が出ない!
そんな時に落ち着いて行動できるよう、日ごろから準備をお願いします。
(1)災害時給水拠点と災害時給水所の確認
災害等が発生した際、断水や濁水などの被害の状況に応じて開設し、応急的に市民の皆さまに水道水をお配りする災害時給水拠点及び災害時給水所をご確認ください。
災害時給水拠点 9か所
浄水所や配水場等に、応急給水のための設備や飲料水袋等を備蓄しています。
各拠点の名称と住所
蓮間配水場 | 青山台3-46-1 |
大阪大学西門付近 | 山田丘1-12 |
津雲配水場 | 津雲台4-5-3 |
山田配水場 | 千里丘西15-15 |
佐井寺配水場 | 千里山東4-13-9 |
千里山配水場 | 千里山西4-28-3 |
健都耐震性貯水槽 |
岸部新町1 (健都レールサイド公園内) |
片山浄水所 | 朝日が丘町25-1 |
泉浄水所 | 南吹田3-3-60 |
災害時給水所 36か所
避難所である小学校に、組立式給水タンク等を配備しています。災害時給水拠点よりも身近に応急給水を受けることができます。
※災害時給水所の開設について
容量1立方メートルの「組立式給水タンク」を組み立て、給水車から各所のタンクに水を入れて給水活動を行います。
開設には時間がかかり、開設の状況はホームページ・広報車などでお知らせするとともに、各給水所に右写真のようなのぼり旗を立てます。
⑵水の備蓄の心がけ
給水所の開設には時間がかかります。
- 飲料水は、【1人1日3リットル×3日分】を目安に備蓄しましょう。
- 清潔なポリタンクやペットボトルなど、水を入れる容器を準備しましょう。
お風呂の残り湯も有効的に使いましょう。
- トイレの流し水や生活用水として利用できますので、お風呂のお湯はすぐに流さず溜めておきましょう。
⑶日頃から準備しておこう!
懐中電灯
可能であれば、一人にひとつ。予備の電池や電球も。
携帯ラジオ
小型軽量でAMとFMの両方を聴けるもの。
非常食、水
カンパンや缶詰など、火を通さず食べられるものや、カップ麺やレトルト食品、ペットボトル水など。
医療用品
消毒薬、ばんそうこう、解熱剤、かぜ薬、胃腸薬、塗り薬ガーゼ、目薬、常備薬など。
衣類
上着、下着、靴下など。
その他
携帯電話充電器、マスク、貴重品、ライター、ビニールシート、手袋、ビニール袋、ティッシュペーパー、タオルなど。
水道部の災害対策
災害用資機材・備蓄品等
給水車(容量2立方メートル)
断水が発生したときに、水道水を運ぶ車輌です。
加圧ポンプを備え、受水槽への給水も可能です。
可搬式浄水装置
雨水やプールの水などを、ろ過して飲料水をつくる装置です。
雨水利用時では毎時250ℓの飲料水をつくることができます。
組立式給水タンク(容量1立方メートル)
災害時給水所などに配備しており、給水車などから飲料水を補給します。
連結型臨時給水栓
災害時給水拠点の給水口などに、仮設の給水用じゃ口をつなぎます。
連結式になっているため1か所の給水口から一度にたくさんの方々への給水ができます。
この他にも、応急給水のためのポリタンク、非常用飲料水袋、災害用備蓄水などを災害時給水拠点や備蓄倉庫などに備蓄しています。
連携体制の強化
災害時に、円滑かつ迅速に応急給水ができるよう、平常時から地域及び他の事業体との防災訓練や職員研修を重ね、災害対応力の強化を図っていきます。