片山浄水所新施設完成 12月1日通水開始
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片山浄水所PR動画その1 片山浄水所 リニューアル事業
膜ろ過方式にリニューアル!
1万分の1mmの穴で地下水をろ過することで、不純物を除去できる膜を敷き詰めた水槽
セラミック製の膜の筒を77本入れた箱が1つのユニットで、上の写真の水槽には1344ユニットが入っています。
片山の地下水を災害に強い浄水所から皆様のもとへ
片山浄水所の水処理施設は、昭和28年(1953年)に浄水処理を開始してから68年が経過し、施設の老朽化が進み処理能力が低下してきたため、水処理施設を膜ろ過方式へ抜本的に更新するとともに、災害時でも安定して給水できる浄水施設を構築しました。
現在、膜ろ過方式の試運転を行っていますが、令和3年(2021年)12月1日から生まれ変わった片山浄水所から安心、安全な水をお届けします。
災害時給水拠点の充実
災害時の広域的な断水に備えるため、市民がその場で水を受けられる常設型応急給水栓(写真左と真ん中)と給水タンク車への注水設備(写真右)を設置。
資源の有効利用
浄水処理の過程で発生する鉄・マンガンを多量に含んだ汚泥水は、膜濃縮・脱水処理を行うことで水分を取り出し、再度浄水処理工程に戻します。その結果、井戸から汲み上げた地下水の99.5%を水道水とすることが可能になりました。
これにより、資源の有効活用を図るとともに、従来下水処理に要していた費用を削減することができます。
膜濃縮機
この機械で地下水に含まれる鉄分・マンガン分を濃縮することで、より多くの浄水を作ることができます。
さらに詳しくはこちら
あたらしい片山浄水所の概要の紹介パンフレット (PDFファイル; 1966KB)
あたらしい片山浄水所の水処理方法の紹介パンフレット (PDFファイル; 1121KB)
片山浄水所リニューアル工事の紹介パンフレット (PDFファイル; 1215KB)