消防用設備や避難経路などの特別査察を実施しました(令和3年12月20日~12月28日)

IMG_1704IMG_1712

一動作の避難器具などの消防用設備の維持管理状況を確認


 令和3年12月17日に大阪市北区で発生したビル火災では、死者24名、負傷者4名を出す大きな被害が発生しました(12月19日現在)。現在火災原因の調査が行われていますが、地上へ直通する階段が一つしかない防火対象物で、当該階段付近の4階部分で出火し、建物内に煙や熱気が充満することで、多数の逃げ遅れが生じたものと考えられています。 

査察対象

  • 階段が一つしかない、不特定多数の出入りする施設や店が3階以上に入居する雑居ビル等

吹田市では、同様の雑居ビル等に対して令和3年12月20日から28日にかけて特別査察を実施し、防火管理の実施状況、消防用設備等の維持管理状況及び避難経路の維持管理状況を確認しました。

その結果、48の防火対象物で138項目の消防法令違反がありました。その内5項目に警告書を交付しました。(是正済)

煙の危険性

煙のスピード

 煙は廊下など横方向へと広がる場合、通常では毎秒0.3m~0.8mの速さで流れますので、混乱なく避難できれば人は煙より早く移動することもできます。

 しかし、階段やエレベーターなど、縦方向へは毎秒3m~5mの速さで流れます。通常人間の階段での上下歩行速度は毎秒0.5mと言われてますので、煙は数倍も早い速度で拡散していくことになります。

煙の毒性

 一般的に、一酸化炭素と二酸化炭素はすべての火災で発生します。石油化学系の可燃物ではシアン化水素や亜硫酸ガスといった有毒ガスを多く発生させます。

 これらの中で最も危険なものが一酸化炭素で、体内へ酸素を運ぶ役目を果たす血液中のヘモグロビンに、酸素の200~300倍の速さで結合して酸素不足を起こし、頭痛やめまい、中毒が進めば死に至ります。

総務予防室 予防グループ

〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1丁目21番6号  (消防本部)

Tel: 06-6193-1116

Fax: 06-6193-0101

mail: sfd-yobo@city.suita.osaka.jp