国際消防救助隊


国際消防救助隊章(ワッペン)
IRTワッペン2

 昭和60年(1985年)9月9日に発生したメキシコ大地震や、同年11月14日に発生したコロンビア・ネバドデルルイス火山噴火災害で、多数の人的及び物的被害が生じ、先進諸国は災害発生後直ちに救助隊を派遣して救助活動にあたりました。


 しかし、その当時わが国は国際的に活動する救助隊が組織されていなかったため、これらの災害を契機として、外国で災害が発生したときの、人命救助等に携わる救助隊を組織するべきとの声が高まり、同年暮れの閣議で「国際緊急救助体制」を整備することが決定されました。


 その後、自冶省消防庁(現総務省消防庁)が事務局となって、外務省等関係機関と「国際消防救助システム」の創設について幾多の検討を重ね、昭和61年(1986年)4月11日、全国の政令指定都市の消防本部を中心に消防機関が参加、国際消防救助隊の発足式ともいうべき初の合同訓練が、自治省消防庁(現総務省消防庁)等の主催で東京都品川区にある船の科学館周辺の広場において開催され、吹田市消防本部も参加しました。


 国際消防救助隊の英語の正式名称は"International Rescue Team ofJapanese Fire Service"(インターナショナルレスキューチームオブジャパニーズファイアーサービス)とされ、その頭文字をとって略称を"IRT-JF"と呼び、日本語の愛称を「愛ある手」とし、世界の被災者に愛の手をさしのべるという気持ちが込められています。


 現在、全国で77の消防本部約600名が国際消防救助隊員に登録され、吹田市では6名の隊員を登録しています。大阪府下では本市の他に、大阪市消防局・堺市消防局・枚方寝屋川消防組合消防本部・東大阪市消防局・豊中市消防局・守口市門真市消防組合消防本部・高槻市消防本部の合計8消防本部が登録されています。国際消防救助隊の派遣は、災害が発生すると編成計画書に基づき国からの要請により出動し、これまで10回以上派遣されています。本市では海外派遣の準備体制を常に整えておりますが、これまで派遣された実績はありません。これからも万一に備え全国規模での訓練や研修に積極的に参加し、救助技術・知識の向上や隊員間の意思疎通を図っていきます。

 

国際消防救助隊合同訓練のようす

 大阪府下国際消防救助隊合同訓練

 

大阪府下国際消防救助隊合同訓練

 

大阪府下国際消防救助隊合同訓練

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