令和2年度歯と歯ぐきの健康教室「未来のために 知っておきたい健口の話」

ページ番号1015706 更新日 2022年9月21日

心身の健康と身体機能の維持・向上に深くかかわるお口の健康について、知っておきたい知識や、大切なケアの方法等を学ぶ教室です。

講義を動画で配信しました。(令和3年3月1日から5月31日まで)

動画配信は終了しました。272回のご視聴を頂きました。

チラシ:令和2年度 歯と歯ぐきの健康教室

吹田市歯科医師会の横山正明先生による
「知っておきたい健口の話」

令和2年度はコロナウィルス感染症拡大防止のため、残念ながら講義を動画配信となりました。
以下に先生のお話をまとめました。

歯を失う原因の第一位は歯周病

歯周病はむし歯よりも歯を失うリスクが高いのです。そして、歯周病は万病のもと。

歯周病と全身の病気との密接な関係

歯周病は糖尿病の第6の合併症と言われています。
また、心臓病を引き起こすリスクは通常の3倍、妊婦では低出生体重児のリスクが通常の7倍とも言われています。特に、高齢者では歯周病菌が原因で誤嚥性肺炎になることが最も多く口腔ケア等をしっかり行うことが大切です。
喫煙は歯周病の最大のリスクで、通常の5倍以上も歯周病になりやすいと言われています。骨粗しょう症が歯周病の進行を早めるリスクもあります。
若い頃からの禁煙、糖尿病等の生活習慣病や骨粗しょう症の予防のための、適度な運動や食習慣が大切です。

オーラルフレイル

むし歯や歯周病等によってしっかりと噛めない状況の他に、むせる、しゃべりにくいなどのお口の不調、お口のちょっとした衰えを、オーラルフレイルといいます。フレイル(身体の衰え)や要介護状態に陥るまさに入り口の状態です。

かかりつけ歯科医は「歯の健康」サポーター

あなたの大切な歯とお口の健康を守るために、定期的に歯科医師のお口の健康チェックと、歯科衛生士による歯のクリーニング、そして歯みがきのアドバイスを受けましょう。

まとめ

使わないと衰えるのが「噛む力」「飲み込む力」(足腰と同じ)

  • よく噛み、よくしゃべる(声を出す)ようにしましょう。
  • 若い頃から「吹田かみかみ健口体操」など、お口の健康体操を行いましょう!
  • かかりつけ歯科医院を持ち、定期的に歯科健診を受け、歯科衛生士による定期的なクリーニングを受けましょう!
  • 成人歯科健診を受けましょう!

お口の健康体操や、歯科健康診査などお口の健康維持に関する情報は下記の【お口の健康情報】でご覧になれます。

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【成人保健担当(吹田市国民健康保険被加入者の健(検)診や保健事業を含む】 06-6339-1212
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ファクス番号:06-6339-7075
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