議会運営委員会小協議会の検討結果(令和元年7月~令和2年5月)

ページ番号1012652  更新日 2022年8月30日

令和元年(2019年)7月30日から令和2年(2020年)5月13日まで、「予算常任委員会の在り方」、「議員任期」、「議場での電子採決システム、画面同期システム及び大型スクリーンの導入」について調査、検討を行い、令和2年(2020年)1月27日及び5月21日の議会運営委員会に検討結果を報告しました。

議会運営委員会小協議会委員

柿原 真生委員長
浜川 剛副委員長
泉井 智弘委員
池渕 佐知子委員
石川 勝委員
山本 力委員
松尾 翔太委員

議会運営委員会小協議会の検討結果は、次のとおりです。
なお、議会運営委員会小協議会の検討結果は正式決定ではなく、議会運営委員会小協議会から議会運営委員会に検討結果を報告し、議会運営委員会で正式決定します。

【第1回】令和元年(2019年)7月30日

開会 午前10時14分
閉会 午前10時40分

検討結果

1 正・副委員長の選考について

議会運営委員会の正・副委員長会派から、正・副委員長を選出することになり、委員長は柿原真生委員、副委員長は浜川剛委員になった。

2 審査日程等について

現在の小協議会での検討項目は、「予算常任委員会の在り方について」、「議員任期について」、「議場での電子採決システム、画面同期システム及び大型スクリーンの導入について」の3項目であり、提案会派から示された提案理由から逸脱しない範囲で、調査、検討し、令和2年5月定例会の1週間前に開催する議会運営委員会までに検討結果を報告する。そのため、小協議会は月1回程度開催し、以下の点を踏まえ、三つの検討項目を並行して調査、検討する。

  • ア 「予算常任委員会の在り方について」の総括質疑の内容の見直しについては、令和2年2月定例会からの実施を目指し、本年12月末までに取りまとめる。
  • イ 「議員任期について」は、前期までの検討内容も踏まえ、調査、検討を進める。
  • ウ 「議場での電子採決システム、画面同期システム及び大型スクリーンの導入について」は、必要な機能等について協議した後、業者から見積りを徴取する。

また、小協議会の開催日は、開催の都度、決定することとする。
そのほか、検討項目の提案会派の委員は、原則として責任を持って協議に必要な資料の作成に努めるとともに、速やかに検討項目の取りまとめができるよう、他会派の委員と積極的に事前調整することを申し合わせた。
なお、提案内容に賛同できない会派がある場合は、その理由等を確認する。

【第2回】令和元年(2019年)8月5日

開会 午前11時
閉会 午後0時17分

検討結果

1 検討項目について

(1)予算常任委員会の在り方について

提案会派が、前期に全議員に実施した予算常任委員会に関するアンケート結果で出された意見等を踏まえ、審査日程や総括質疑等の見直し案を作成することとし、見直し案が提出され次第、改めて協議する。

(2)議員任期について

提案会派から、統一地方選挙で当選した本市議会議員の任期開始日が約1か月後になっている現状を少しでも解消することや、議員任期開始前の市長による専決処分をなくすため、現行の市長任期に合わせ、令和5年5月13日付けで議員が総辞職し、新議員の任期開始日を同年5月14日からとしてはどうかとの提案があった。
会派に持ち帰って検討し、次回の小協議会で各会派の意向を確認した上で、改めて協議する。

(3)議場での電子採決システム、画面同期システム及び大型スクリーンの導入について

提案会派から、以下のとおり提案があった。

  • ア 市民に対して分かりやすい議会を目指し、議場に電子採決システムや大型スクリーンを導入し、採決結果や資料を大型スクリーンに投影する。
  • イ 各議員に貸与されているタブレット端末の有効活用をより一層図るため、本会議等での議案書等の説明時に、各議員のタブレット端末に表示される議案書等のページを同期させることなどにより、タブレット端末の使用頻度を高めるとともに、ペーパーレス化を更に進める。

先進市議会での導入事例を調査した上で、必要な機能等について改めて協議する。

【第3回】令和元年(2019年)8月29日

開会 午前10時
閉会 午前10時46分

検討結果

1 検討項目について

(1)議員任期について

提案会派の案(現行の市長任期に合わせ、令和5年5月13日付けで議員が総辞職し、新議員の任期開始日を同年5月14日からとする案)について、一部の会派から、統一地方選挙後、同年5月末日までに議決を要する案件については、現議員によって新議員の任期開始前に、臨時会で議決すれば、市長の専決処分を避けることができると思うので、議員任期を改める必要性は感じない旨の意向が示された。
実際に、新議員の任期開始前に、臨時会で議決することができるのかどうかを検証するため、改選期における5月の議会日程案を事務局に作成させ、それを基に次回の小協議会で改めて協議する。

(2)議場での電子採決システム、画面同期システム及び大型スクリーンの導入について

電子採決システムや大型スクリーンについて委員の認識を共有するため、本市議会と同じような本会議放映システムを使用し、電子採決システムや大型スクリーンなどを導入している市議会の現地調査等を行った上で、必要な機能等について改めて協議する。

【第4回】令和元年(2019年)10月18日

開会 午前10時
閉会 午前10時17分

検討結果

1 検討項目について

(1)議員任期について

令和5年の統一地方選挙後、同年5月末日までに議決を要する案件について、現議員により臨時会で議決することができるのかどうかを検証するための資料(改選期における5月の議会日程案)について、会派に持ち帰って検討し、次回の小協議会で各会派の意向を確認した上で、改めて協議する。

(2)議場での電子採決システム、画面同期システム及び大型スクリーンの導入について

11月11日(月曜)に予定しているクラウド文書共有サービス操作研修終了後に、同サービス提供事業者から、タブレット端末を使用した採決システムの実演を受け、その後、改めて協議する。

【第5回】令和元年(2019年)11月25日

開会 午後1時
閉会 午後1時30分

検討結果

1 検討項目について

(1)議員任期について

現行の市長任期に合わせ、令和5年5月13日付けで議員が総辞職し、新議員の任期開始日を同年5月14日からとする案では取りまとめることができなかったため、提案会派から、新たな案として、令和5年5月1日付けで議員が総辞職し、新議員の任期開始日を同年5月2日からとする案が提案された。会派に持ち帰って検討し、次回の小協議会で各会派の意向を確認した上で、改めて協議する。

(2)議場での電子採決システム、画面同期システム及び大型スクリーンの導入について

以下の2点の資料が提出され次第、改めて協議する。

  • ア タブレット端末を使用した採決システムの実演を受けた感想や、採決システム導入に関する意見等を確認するために実施しているアンケートの結果
  • イ タブレット端末を使用した採決システムを導入する場合と、令和3年度に予定している本会議放映システムのマイクの更新に合わせて、マイクに接続する採決システムを導入する場合の見積り

【第6回】令和2年(2020年)1月20日

開会 午前10時
閉会 午前11時24分

検討結果

1 検討項目について

(1)予算常任委員会の在り方について

提案会派から、前期に全議員に実施した予算常任委員会に関するアンケート結果を踏まえ、以下の事項について提案があった。

  • ア 分科会における委員の1巡目の質疑時間
  • イ 2月定例会以外の分科会の審査日数
  • ウ 分科会で理事者が円滑に答弁できるようにするための口頭での発言通告
  • エ 総括質疑における会派の発言時間
  • オ 総括質疑における通告、答弁調整の期間
  • カ 時間短縮を図るための一括採決の拡大
  • キ 予算案の分担案件表の簡素化

以上のうち、アからカまでについては、会派に持ち帰って検討し、次回の小協議会で各会派の意向を確認した上で、改めて協議する。
なお、キについては、協議した結果、分担案件表は、定例会5日目の予算常任委員会全体会で詳細な内容のものを配付しているが、定例会初日に付託・分担案件表の簡易版をクラウド上に掲載しているため、事務の効率化の観点から、令和2年2月定例会から、試行的に簡素化するとともに、付託・分担案件表の簡易版は予算案の部分をより詳細に記載することとし、その配付時期を現在よりも少し早める。そのため、キの検討結果について、議会運営委員会小協議会委員長から1月27日の議会運営委員会に報告する。

【第7回】令和2年(2020年)2月18日

開会 午前10時16分
閉会 午後0時18分

検討結果

1 検討項目について

(1)予算常任委員会の在り方について

前回の小協議会で提案会派から提案があり、会派に持ち帰っていた事項の検討結果は、以下のとおり

  • ア 分科会における委員の1巡目の質疑時間は、現行どおり各分科会での決定に委ねる。
  • イ 2月定例会以外の分科会の審査日数は、1、予備日の設定をやめ、原則として二日間とする、2、現行どおり(予備日を1日設ける)とするなど、各会派から出された意見について、会派に持ち帰って検討し、次回の小協議会で各会派の意向を確認した上で、改めて協議する。
  • ウ 分科会で理事者が円滑に答弁できるようにするための口頭での発言通告は、1、資料がなければ答えられないような細部の質疑項目については、できるだけ伝えるようにする、2、各委員が必要に応じて行うようにするなど、各会派から出された意見について、会派に持ち帰って検討し、次回の小協議会で各会派の意向を確認した上で、改めて協議する。
  • エ 総括質疑における会派の発言時間は、増やす方向で検討するが、分科会で質疑できるものは総括質疑ではしないようにするなど、総括質疑の内容を十分精査する必要があるため、次回の小協議会で、改めて協議する。
  • オ 総括質疑の質問原稿の提出期限は、分科会四日目の翌々日とする方向で検討するが、現状の会期の中で、どのように対応していくかを検討するため、令和3年2月定例会の日程案を作成し、それを基に、次回の小協議会で、改めて協議する。
  • カ 全員賛成で討論がない場合の採決は、できる限り一括して行い、時間短縮を図る。
(2)議場での電子採決システム、画面同期システム及び大型スクリーンの導入について

以下の2点の資料を会派に持ち帰って検討し、次回の小協議会で各会派の意向を確認した上で、改めて協議する。

  • ア 電子採決システム導入に関するアンケート結果
  • イ 議場での電子採決システム、画面同期システムなどの導入に伴う経費

なお、次回の小協議会までに、本会議放映システムのマイクに接続する採決システムの詳細が分かる資料を入手するとともに、そのシステムを本市議会用にカスタマイズすることができるのかどうか業者に確認する。

【第8回】令和2年(2020年)5月13日

開会 午前10時
閉会 午前10時35分

検討結果

1 検討項目について

(1)予算常任委員会の在り方について

前回の小協議会で会派に持ち帰っていた事項のうち、総括質疑の質問原稿の提出期限は、令和3年2月定例会の日程案を基に協議した結果、分科会四日目の翌々日(発言通告書の提出締切日の翌日)とすることを決定した。
また、総括質疑における会派の発言時間は、前回の小協議会で、増やす方向で検討することとし、総括質疑の内容を精査して協議したが、取りまとめに至らなかった。
それ以外の事項(2月定例会以外の分科会の審査日数及び分科会で理事者が円滑に答弁できるようにするための口頭での発言通告)も取りまとめに至らなかった。
本検討項目の検討結果については、前回の小協議会までに取りまとめた以下の内容に今回の小協議会の検討結果を加え、検討を終える。

  • ア 分担案件表は、令和2年2月定例会から、試行的に簡素化するとともに、付託・分担案件表の簡易版は予算案の部分をより詳細に記載することとし、その配付時期を現在よりも少し早める。【1月20日の小協議会で取りまとめ、1月27日の議会運営委員会で報告済み】
  • イ 全員賛成で討論がない場合の採決は、できる限り一括して行い、時間短縮を図る。【2月18日の小協議会で取りまとめ済み】
(2)議員任期について

当初の案(現行の市長任期に合わせ、令和5年5月13日付けで議員が総辞職し、新議員の任期開始日を同年5月14日からとする案)と同様に、昨年11月25日の小協議会で提案された新たな案(令和5年5月1日付けで議員が総辞職し、新議員の任期開始日を同年5月2日からとする案)についても取りまとめに至らなかったため、検討を終える。

(3)議場での電子採決システム、画面同期システム及び大型スクリーンの導入について

タブレット端末を使用した採決システムと本会議放映システムのマイクに接続する採決システムについて、それぞれの仕様や導入に伴う経費などを踏まえて協議したが、取りまとめに至らなかったため、検討を終える。

以上の検討結果について、議会運営委員会小協議会委員長から5月21日の議会運営委員会に報告する。

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