すこやかライフ [市報すいた 令和4年(2022年)7月号]
ページ番号1017515 更新日 2023年6月9日
保健・医療の情報コーナー すこやかライフ
- 成人保健課(〒564-0072出口町19-2 電話06-6339-1212 ファクス06-6339-7075)
- 保健医療総務室(〒564-0072出口町19-3保健所内 電話06-6339-2225 ファクス06-6339-2058)
- 地域保健課(〒564-0072出口町19-3保健所内 電話06-6339-2227 ファクス06-6339-2058)
- 国民健康保険課(電話06-6384-1239 ファクス06-6368-7347)
- 口腔ケアセンター(〒565-0862津雲台1-2-1 電話06-6155-8020 ファクス06-687-3030)
新型コロナウイルス感染症の影響で掲載内容が中止・延期・変更になる場合があります。イベント等の開催の有無は市ホームページか各室課への問い合わせなどで確認してください
各種健(検)診
加入している公的医療保険の種類に関係なく受診可。65歳以上は無料。64歳以下で吹田市国民健康保険の加入者は国民健康保険課へ、市民税非課税・生活保護世帯は検診の2週間前までに成人保健課へ申請すれば、いずれも無料。
問い合わせ/成人保健課。
健診
30歳代健診
血圧測定、尿検査、血液検査など。30~39歳。無料。
成人歯科健診
口腔内検査、歯面清掃など。30~74歳。障がいのある15~74歳の人は通年受診可。無料。
個別検診
問診の状況により、市の検診として受診できない場合があります。
誕生月かその翌月の受診を推奨。
ところ・申し込み/直接、協力医療機関へ。協力医療機関は市報4月号別冊と成人保健課のホームページに掲載しています。
胃がん検診
集団検診か、どちらかを選んで受診してください。
胃内視鏡検査(のど、鼻腔への局所麻酔以外の痛み止めや、鎮静薬は使用できません)。50歳以上で今年偶数年齢になる人。2000円。
大腸がん検診
便潜血反応検査。40歳以上。300円。
肺がん検診
65歳以上の人は同検診、個別検診の結核検診、集団検診の肺がん検診のいずれかを選んで受診してください。また、血痰のある人は検診の対象外です。速やかに医療機関を受診してください。
X線検査。40歳以上。400円。問診の結果、必要な人のみ喀痰検査。50歳以上。別途500円。
子宮がん検診
頸部細胞診。20歳以上の女性で、今年偶数年齢になる人。500円。問診の結果、必要な人のみ体部細胞診。別途500円。
乳がん検診
マンモグラフィと視触診。40歳以上の女性で、今年偶数年齢になる人。1000円。
前立腺がん検診
血液検査。50歳以上の男性。700円。
結核検診
65歳以上の人は同検診、個別検診の肺がん検診、集団検診の肺がん検診のいずれかを選んで受診してください。また、血痰のある人は検診の対象外です。速やかに医療機関を受診してください。
X線検査。65歳以上。無料。
B・C型肝炎検診
血液検査。20歳以上で、B・C型肝炎ウイルス検査を受けたことがない人。無料。
骨粗しょう症検診
骨量測定。20~70歳で年齢の下1桁目の数字が今年0か5になる人。1000円。
聴力検診
6周波の聴力検査。今年50・55・60・65・70歳になる人。500円。
集団検診
問診の状況により、市の検診として受診できない場合があります。
胃がん検診
個別検診か、どちらかを選んで受診してください。
X線検査。50歳以上。1000円。昨年胃内視鏡検査を受けていない人。
- とき/
- 8月12日(金曜日)、
- 8月30日(火曜日)。
- ところ/保健センター。
- 申し込み/1.7月29日(金曜日)、2.8月16日(火曜日)までに市ホームページか、検診名、希望日、住所、名前、生年月日、電話番号を郵送かファクスで成人保健課へ。多数の場合は日程を振り替えることがあります。
大腸がん検診
便潜血反応検査。40歳以上。300円。
- とき/
- 8月12日(金曜日)、
- 8月30日(火曜日)。
- ところ/保健センター。
- 申し込み/1.7月29日(金曜日)、2.8月16日(火曜日)までに市ホームページか、検診名、希望日、住所、名前、生年月日、電話番号を郵送かファクスで成人保健課へ。多数の場合は日程を振り替えることがあります。
肺がん検診
65歳以上の人は同検診、個別検診の肺がん検診、結核検診のいずれかを選んで受診してください。また、血痰のある人は検診の対象外です。速やかに医療機関を受診してください。
X線検査。40歳以上。400円。喀痰検査は実施していません。50歳以上で、喫煙指数(1日の平均喫煙本数×喫煙継続年数)が600以上の人は、喀痰検査の対象となります。市内の協力医療機関で実施する肺がん検診を受診してください。
- とき/8月12日(金曜日)午前9時~11時。誕生月に関わらず受診可。
- ところ/保健センター。
- 申し込み/7月29日(金曜日)までに市ホームページか、検診名、希望日、住所、名前、生年月日、電話番号を郵送かファクスで成人保健課へ。多数の場合は日程を振り替えることがあります。
その他の検査・健診
HIV・性感染症検査
HIV、クラミジア、梅毒の検査ができます。匿名。診断書は発行しません。
- とき/月2回金曜日午前9時30分~11時30分。1人15分。結果説明は原則1週間後。
- ところ/保健所。
- 定員/各先着9人。
- 申し込み/電話で地域保健課へ。
国保健康診査(特定健診)
身体測定、尿検査、血液検査など。対象者には、誕生月の前月末に受診票を送ります。今年4月2日以降の加入者は国民健康保険課へ問い合わせてください。特定健診の代わりに人間ドックを受診した人には受診費用の一部助成制度があります。詳しくは市ホームページへ。
- 対象/40~74歳の吹田市国民健康保険加入者。国保以外の保険の加入者は、加入している健康保険の保険者へ問い合わせてください。
- 問い合わせ/国民健康保険課。
在宅要介護者・児訪問歯科健診
年1回、自宅で歯科健康診査を行います。
- 対象/要介護者・児で通院ができない人。
- 申し込み/電話かファクスで吹田市歯科医師会(電話06-6389-6881 ファクス06-6389-3387)へ。
- 問い合わせ/成人保健課。
相談
面談は予約制。
とき/月曜日~金曜日。祝日・休日、年末年始は除く。
健康相談
健康、食事、禁煙、生活習慣病の予防など。
- ところ/保健センター、同センター南千里分館。
- 問い合わせ/成人保健課。
こころの健康相談
統合失調症や気分障がい、アルコールや薬物、ギャンブルなどの依存症、認知症、引きこもりなど。
- ところ/保健所。
- 問い合わせ/地域保健課。
医療相談
医療機関に関する相談や苦情などに応じます。
- ところ/保健所。
- 問い合わせ/保健医療総務室。
くらしの情報
口腔ケアセンターの催し
障がい者(児)のお口のケアとリハビリテーション
歯科医師による口腔の健康度チェックと口腔ケア指導。
- とき/8月18日(木曜日)午後1時30分~3時30分。
- 対象/会場へ来所できる障がい者(児)。難病や脳梗塞後遺症がある人も可。
- 定員/先着10人。
- 申し込み/7月1日(金曜日)から催し名、住所、名前、電話番号と年齢を電話かファクスで同センターへ。
ドクターメモ
がん検診
「健診」と「検診」、どちらも「けんしん」と読みますが、みなさんはこの2つの違いを知っていますか。「健診」とはいわゆる健康診断の略で、自身の健康状態を把握することを目的としています。それに対して「検診」は、特定の病気の早期発見、早期治療を目的として行われるもので、その代表的なものが「がん検診」です。国は、検診の実施による死亡率の減少が科学的に検証された5種類のがん(胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がん)について「がん検診」を推奨しており、市ではこれら5種類に加え、前立腺がん検診も行っています。
がんは日本人の死因の第1位で、2人に1人が一生に一度はがんになり、3人に1人はがんで亡くなると言われています。「禁煙」「節酒」「塩分過剰や野菜・果物不足のないバランスの良い食生活」「適度な運動」「適正体重の維持」など生活習慣の改善によりがんのリスクを下げることはできますが、完全に予防することはできません。また、ヘリコバクター・ピロリ菌による胃がん、ヒトパピローマウイルスによる子宮頸がんなど、感染症が原因となるがんもあります。
がんは発生した当初は無症状で小さく、発見することは困難ですが、定期的にがん検診を受けることにより、徐々に大きくなる過程で早期に発見できれば完治する可能性が高まります。現在、コロナ禍による受診控えによりがん検診の受診者が減少し、がんの発見率も減少していますが、がんは進行し自覚症状を感じるようになってからでは治療が困難です。がんを早期に発見するために、積極的にがん検診を受けるようにしてください。
吹田市医師会 辻井 健一