決算常任委員会から教育委員会への提言（令和3年度決算）

令和4年9月29日（木曜）から10月31日（月曜）まで決算常任委員会を開催し、令和3年度の一般会計、特別会計及び事業会計の決算に関する事項について審査を行い、その内容を踏まえ、委員会として以下の提言を取りまとめ、10月31日（月曜）に教育長に提出しました。

決算常任委員会からの提言について

本委員会では、令和4年9月29日から10月31日までの間、令和3年度一般会計、特別会計及び事業会計の決算に関する事項について審査を行い、この度、以下の1項目の提言を取りまとめました。
つきましては、本提言を尊重し必要な手立てなどを講じていただきますよう、お願いいたします。

1. 不登校児童・生徒の支援について

　近年、不登校の児童・生徒数は全国的に増え続けている。本市においても年々増加し、令和3年度（2021年度）では公立の小・中学生合わせて708人と、5年前と比較しても1.6倍を超える増加となっている。しかしながら、そのような子供たちの公的な居場所である教育支援教室（光の森、学びの森）に通っている児童・生徒数は、不登校児童・生徒数の1割にも満たない状況にとどまっている。
　子供たちの教育の機会を確保するため、一人一人の置かれた状況とその背景に寄り添った具体的な支援策や環境づくりについて、教育委員会として関係機関等と連携し、責任を持って早急に取り組まれたい。