水道事業会計 予算の概要(令和3年度)

令和3年度(2021年度)当初予算

◎令和3年度は、依然として節水機器の普及、大口使用者における地下水利用専用水道の導入等の影響はあるものの、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う在宅時間や手洗い回数の増加などにより給水量が増加傾向にあることから、総給水量は前年度に比して2.55%の増を見込んでいます。

 一方、給水収益については、本市では使用量が多くなるほど1立方メートル当たりの単価が高くなる逓増料金制を採用しており、大口使用者の使用量が給水収益に大きく影響します。コロナ禍での経済活動の低下による大口使用者等の使用水量の減少を考慮し、給水収益は前年度に比して減少すると見込んでいます。

 

◎事業運営に当たっては、令和元年9月に策定した「すいすいビジョン2029」に基づき、安心・安全の水道を維持し続けるための基盤強化の取組や水道施設の強靭化の取組として、平成28年度から取り組んできた2大工事に続いて、水づくりの拠点を泉浄水所から片山浄水所へ移す水道施設再構築の次なるステップとなる取組を進めます。

 また、地域に出向いて水道事業についての理解を広げる取組など積極的な広報・PR活動を実施し、経営状況の「見える化」に努めるとともに、より一層の経営効率化とサービスの向上に取り組み、持続可能な水道事業に向けて経営基盤の強化を図ります。


 

 

1 業務予定量

 ◎年間総給水量は対前年度比2.55%の増加、給水戸数は1.71%の増加を見込んでいます。

 
業務量

令和3年度

当初予算

令和2年度

当初予算

増減(%)

総給水量(m3) 40,383,000 39,378,000 2.55
給水戸数 (戸) 178,600 175,600

1.71

 
 

2 収益的収支(経営成績)

◎収益面では、水道事業収益の約9割を占める給水収益(水道料金等)において、対前年度比0.5%減、 

3,787万4千円減額の73億1,184万円とし、総収益では対前年度比3.8%減、3億2,794万7千円減額の82億2,302万8千円を計上しました。

 

◎費用面では、総費用のおよそ3分の1を占める受水費については、対前年度比3.1%増、6,589万6千円の増額となり、職員給与費(人件費)で対前年度比0.7%減、812万2千円の減額としたほか、鉛製給水管解消工事を始めとするとする工事請負費では、対前年度比70.3%減、1億607万9千円の減額としました。総費用としては対前年度比0.6%増、4,099万円増となる65億1,203万7千円を計上しました。この結果、本年度は17億1,099万1千円の収支差額(税込)を見込んでいます。



収益的収支予算 対前年度比較表
                                                                                           (消費税を含む。単位:千円)
科目

令和3年度

当初予算

令和2年度

当初予算

増減(%)
水道事業収益

8,223,028

8,550,975

△3.8

給水収益 7,311,840 7,349,714 △0.5
加入金

368,280

383,570

△4.0
特別利益
その他 542,908 587,691 △7.6
消費税還付 0 230,000 皆減
水道事業費用 6,512,037 6,471,047 0.6


職員給与費 1,138,019 1,146,141 △0.7
受水費 2,174,454 2,108,558 3.1
動力費 198,638 205,209 △3.2
修繕費 173,878 189,256 △8.1
委託料 741,466 625,541 18.5
材料費 20,476 27,279 △24.9
工事請負費

44,807

150,886

△70.3
路面復旧費 130,679 157,518 △17.0
賃借料 151,459 146,343 3.5
負担金 5,948 19,283 △69.2
減価償却費等 1,126,897 1,092,809 3.1
支払利息

227,802

206,169 10.5
その他 356,514 396,054 △10.0
消費税 21,000 1 皆増
差引 1,710,991 2,079,928 △17.7
 

3 資本的収支

◎建設改良事業については、片山浄水所場内整備工事や、南千里分岐・片山浄水所送水管布設工事、経年管更新工事などを予定しています。これらの工事費総額は、対前年度比50.8%減の355,2241千円で、企業債償還金等を加えた資本的支出の総額については、454,0133千円を計上しています。

 

◎これらの財源となる資本的収入については、企業債134,400万円や工事負担金4,050万円など総額で138,450万円を計上しています。なお、収支の差引不足額315,5633千円は積立金などの自己資金で補います。


 資本的収支予算 対前年度比較表
 
                                                                                (消費税を含む。単位:千円)
科目

令和3年度

当初予算

令和2年度

当初予算

増減(%)
資本的収入 1,384,500 4,401,500 △68.5
内訳

企業債

1,344,000 4,370,000 △69.2
工事負担金 40,500 31,500 28.6
固定資産売却代金

資本的支出 4,540,133 8,129,143 △44.1
内訳 事務費 186,187 219,271 △15.1
工事費 3,552,241 7,213,413 △50.8
量水器 10,547 12,053 △12.5
工具器具備品 158,606 68,022 133.2
企業債償還金 632,551 616,383 2.6
開発負担金返還金 1 1 0.0
差引不足額(△) △3,155,633 △3,727,643 △15.3

 

4 資金状況

◎令和3年度予算における予定キャッシュ・フローの概要は次のとおりです。


                                                                           (消費税を含む。)
令和2年度末資金残高

36億2,495万7千円

業務活動による

キャッシュ・フロー

23億2,039万7千円

投資活動による

キャッシュ・フロー

△33億8,008万5千円

財務活動による

キャッシュ・フロー

7億1,144万9千円

令和3年度末資金残高

32億7,671万8千円






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