水道事業会計 予算の概要(令和2年度)

令和2年度(2020年度)当初予算

◎令和2年度は本市における近年の人口増加を考慮しながらも、節水意識の定着や節水機器の普及、大量使用者における地下水利用専用水道の導入等の影響から、総給水量は前年度に比して0.65%の減を見込んでいます。給水収益については、令和2年4月からの料金改定(平均改定率15.2%)により、前年度と比して増収となる見込みです。


◎事業運営にあたっては、令和元年9月に策定した「すいすいビジョン2029」に基づき、引き続き、安全な水を安定的にお届けできるよう、強靭な水道施設を目指して更新・耐震化を進めます。

また、地域に出向いて水道事業についての理解を広げる取組である水道いどばた会議など積極的な広報・PR活動を実施し、経営状況の「見える化」に努めるとともに、より一層の経営効率化とサービスの向上に取り組み、持続可能な水道事業に向けて経営基盤の強化を図ります。

 

 

1 業務予定量

 ◎年間総給水量は対前年度比0.65%の減少、給水戸数は1.27%の増加を見込んでいます。

 
業務量

令和2年度

当初予算

平成31年度

当初予算

増減(%)

総給水量(m3) 39,378,000 39,635,000 △0.65
給水戸数 (戸) 175,600 173,400

1.27

 
 

2 収益的収支(経営成績)

◎収益面では、水道事業収益の約9割を占める給水収益(水道料金等)において、対前年度比14.3%増、9億2,040万8千円増額の73億4,971万4千円とし、総収益では対前年度比11.9%増、9億1,273万9千円増額の85億5,097万5千円を計上しました。

 

◎費用面では、職員給与費(人件費)で対前年度比2.5%増、2,838万4千円の増額となり、水道工事跡の道路本復旧などの負担金において対前年度比140.4%増、1,126万1千円の増額としたほか、総費用のおよそ3分の1を占める受水費については、対前年度比0.1%減、159万円の減額となり、鉛製給水管布設替工事をはじめとする工事請負費では、対前年度比22.8%減、4,444万円の減額としました。総費用としては対前年度比0.8%減、5,543万4千円減となる64億7,104万7千円を計上しました。

この結果、本年度は20億7,992万8千円の収支差額(税込)を見込んでいます。


収益的収支予算 対前年度比較表
                                                                                           (消費税を含む。単位:千円)
科目

令和2年度

当初予算

平成31年度

当初予算

増減(%)
水道事業収益

8,550,975

7,638,236

11.9

給水収益 7,349,714 6,429,306 14.3
加入金

383,570

368,420

4.1
特別利益 28,025 皆減
その他 587,691 612,485 △4.0
消費税還付 230,000 200,000 15.0
水道事業費用 6,471,047 6,526,481 △0.8


職員給与費 1,146,141 1,117,757 2.5
受水費 2,108,558 2,110,148 △0.1
動力費 205,209 210,626 △2.6
修繕費 189,256 105,881 78.7
委託料 625,541 646,095 △3.2
材料費 27,279 16,310 67.3
工事請負費

150,886

195,326

△22.8
路面復旧費 157,518 198,905 △20.8
賃借料 146,343 143,784 1.8
負担金 19,283 8,022 140.4
減価償却費等 1,092,809 1,165,574 △6.2
支払利息 206,169 196,194 5.1
その他 396,054 411,858 △3.8
消費税 1 1 0.0
差引 2,079,928 1,111,755 87.1
 

3 資本的収支

◎建設改良事業については、片山浄水所水処理施設の更新工事や津雲配水場場内管の耐震化工事など浄配水施設の更新・改良工事、片山浄水所と泉浄水所を結ぶ連絡管の布設工事をはじめとする基幹管路整備や経年管更新などの送配水管布設工事を予定しています。これらの工事費総額は、対前年度比34.9%増の72億1,341万3千円で、企業債償還金等を加えた資本的支出の総額については、81億2,914万3千円を計上しています。


◎これらの財源となる資本的収入については、前年度を上回る企業債43億7千万円や工事負担金3,150万円など総額で44億150万円を計上しています。なお、収支の差引不足額37億2,764万3千円は積立金などの自己資金で補います。

 
 資本的収支予算 対前年度比較表
 
                                                                                (消費税を含む。単位:千円)
科目

令和2年度

当初予算

平成31年度

当初予算

増減(%)
資本的収入 4,401,500 3,439,654 28.0
内訳

企業債

4,370,000 3,400,000 28.5
工事負担金 31,500 36,400 △13.5
固定資産売却代金

3,254 皆減
資本的支出 8,129,143 6,218,108 30.7
内訳 事務費 219,271 220,207 △0.4
工事費 7,213,413 5,345,922 34.9
量水器 12,053 15,307 △21.3
工具器具備品 68,022 28,810 136.1
企業債償還金 616,383 607,861 1.4
開発負担金返還金 1 1 0.0
差引不足額(△) △3,727,643 △2,778,454 △34.2

 

4 資金状況

◎令和2年度予算における予定キャッシュ・フローの概要は次のとおりです。


                                                                           (消費税を含む。)
令和元年度末資金残高

59億6,547万4千円

業務活動による

キャッシュ・フロー

21億2,707万9千円

投資活動による

キャッシュ・フロー

△90億1,754万9千円

財務活動による

キャッシュ・フロー

37億5,361万7千円

令和2年度末資金残高

28億2,862万1千円