水道事業会計 予算の概要(平成29年度)

平成29年度(2017年度)当初予算
 

 ◎給水量では、節水意識の定着や節水機器の普及、大量使用者における地下水等の他水源利用の影響などにより水需要の減少傾向が続いていますが、平成29年度は本市における近年の人口増加の影響を踏まえ、総給水量の微増(0.8%)を見込んでいます。給水量の増加に加えて、平成28年4月に料金改定(平均改定率10%相当の値上げ)を行い、平成28年度から平成29年度にかけて段階的に値上げを実施していることから、給水収益は前年度に比して増収を見込んでいます。


◎事業運営にあたっては、平成28年4月からの新たな水道料金のもと、「すいすいビジョン2020」に基づき、水道施設の再構築事業のほか各事業を着実に推進するとともに、経営の一層の効率化とサービス向上を図り、安定した安心・安全の水道事業運営に努めます。また、市民のみなさまに、水道事業の現状と課題をお示ししながら、地域の水道として親しんでいただけるよう積極的なPR活動の取組みも進めます。

 

 
 1 業務予定量

 ◎年間総給水量は対前年度比0.8%の増加、給水戸数は2.8%の増加と見込んでいます。

 
業務量

平成29年度

当初予算

平成28年度

当初予算

増減
総給水量(m3) 39,880,000 39,570,000 0.8%
給水戸数 (戸) 170,600 166,000

2.8%

 
 2 収益的収支(経営成績)

 ◎収益面では、水道事業収益の約9割を占める給水収益(水道料金等)において、対前年度比で6.9%増、4億1,425万8千円増額の64億6,134万5千円とし、総収益では対前年度比3.8%増、2億6,831万

9千円増額の73億4,260万9千円を計上しました。

 

◎費用面では、総費用のおよそ3分の1を占める受水費については、対前年度比3.7%増、7,496万1千円の増額となるほか、鉛製給水管布設替工事をはじめとする工事請負費で、対前年度比34.9%増、6,668万7千円の増額、職員給与費(人件費)で対前年度比1.1%増、1,147万4千円の増額としました。総費用では対前年度比1.3%増、7,996万4千円増となる62億6,093万円を計上しました。この結果、本年度は10億8,167万9千円の収支差額(税込)を見込んでいます。


収益的収支予算 対前年度比較表
                                                            (消費税を含む。単位:千円)
科目

平成29年度

当初予算

平成28年度

当初予算

増減(%)
水道事業収益 7,342,609 7,074,290 3.8

給水収益 6,461,345 6,047,087 6.9
加入金 358,560 425,520 △15.7
特別利益 -  94,237 皆減
その他 522,704 507,446 3.0
水道事業費用 6,260,930 6,180,966 1.3


職員給与費 1,095,737 1,084,263 1.1
受水費 2,118,458 2,043,497 3.7
動力費 208,562 243,081 △14.2
修繕費 93,666 135,096 △30.7
委託料 531,675 550,754 △3.5
材料費 18,245 21,134 △13.7
工事請負費 257,576 190,889 34.9
路面復旧費 152,936 128,304 19.2
賃借料 146,635 146,695 0.0
負担金 5,755 7,812 △26.3
減価償却費等 1,051,330 975,286 7.8
支払利息 199,378 212,581 △6.2
その他 363,977 379,574 △4.1
消費税 17,000 62,000 △72.6
差引 1,081,679 893,324

21.1

 
3 資本的収支
◎建設改良事業については、片山浄水所水処理施設の更新工事をはじめとする浄配水施設の更新・改良工事や片山・泉両浄水所を結ぶ連絡管の布設工事をはじめとする基幹管路整備、経年管更新などの送配水管布設工事を予定しています。これらの工事費総額は、対前年度比29.8%増の34億6,334万3千円で、企業債償還金等を加えた資本的支出の総額については、43億8,274万2千円を計上しています。

◎これらの財源となる資本的収入については、過去最高額となる企業債21億円、工事負担金1,960万円など総額で21億4,127万8千円を計上しています。なお、収支の差引不足額22億4,146万4千円は積立金などの自己資金で補います。
 
 資本的収支予算 対前年度比較表
 
                                                              (消費税を含む。単位:千円)
科目 平成29年度当初予算 平成28年度当初予算 増減(%)
資本的収入 2,141,278 1,176,963 81.9
内訳

企業債

2,100,000 1,100,000 90.9
工事負担金 19,600 37,200 △47.3
開発負担金  20,220 30,000 △32.6
固定資産売却代金 1,458 9,763 △85.1
資本的支出 4,382,742 3,458,204

26.7

内訳 事務費 218,742 174,056 25.7
工事費 3,463,343 2,669,210 29.8
量水器 18,510 17,069

8.4

工具器具備品 95,566 14,126 576.5
企業債償還金 586,581 583,743

0.5

差引不足額(△) △2,241,464 △2,281,241 1.7

 

4 資金状況

◎平成29年度予算における予定キャッシュ・フローの概要は次のとおりです。平成29年度末資金残高

41億2,521万7千円のうち、施設整備費用の不足額の補てん財源となる運転資金は17億8,853万1千円で、

平成28年度末に比べ、2億8,518万6千円減少する見込みです。


                                                                           (消費税を含む。)
平成28年度末資金残高 42億8,299万6千円

業務活動による

キャッシュ・フロー

15億9,507万2千円

投資活動による

キャッシュ・フロー

△32億6,627万円

財務活動による

キャッシュ・フロー

15億1,341万9千円
平成29年度末資金残高

41億2,521万7千円


平成28年度末の運転資金(ア)

20億7,371万7千円

平成29年度末の運転資金(予算)(イ)

17億8,853万1千円

平成28年度末から平成29年度末の運転資金の推移

△2億8,518万6千円