片山浄水所で水道水ができるまで
片山浄水所で水道水ができるまでの工程および、各処理装置の名称を、以下に示します。
図1:片山浄水所における水処理工程
- 原水槽
約250mほどの井戸からくみ上げた地下水を一時ためる水槽。
ここで地下水に含まれている砂等を沈殿させます。
- 前処理機および排水処理機
鉄バクテリアを利用し、地下水に含まれている鉄分を取り除く装置。
- 処理水槽
前処理機から出た水を、一時ためる水槽。ここに水道水の衛生を保つために次亜塩素ナトリウム(塩素)を入れます。
- 高速ろ過機
おもに地下水に含まれるマンガン分を取り除く装置。この装置の後に、水道水のpHを上げるために水酸化ナトリウムを入れます。
- 配水池
できあがった水道水は、いったんここにためてから家庭に送り出されます。
1.原水槽
写真1:原水槽(原水槽は、写真手前のアスファルトの地面の下にあります。)
2.前処理機および排水処理機
写真2:No.4,No.5,No.6の各前処理機