教育だより

令和2年(2020年)4月1日 発行 吹田市教育委員会 朝日町3-408 電話6155-8084 ファックス6155-8077

令和2年度新しい教育ビジョンスタートします

第2期教育振興基本計画 吹田市教育ビジョン を策定

 国・社会の動向や市の現状と課題を踏まえ、必要な教育施策を総合的・計画的に推進するため、「第2期教育振興基本計画 吹田市教育ビジョン」を策定しました。計画期間は令和2~6年度です。

 同ビジョンは、市がめざす教育の大きな方向性を教育理念とし、その実現をめざす基本目標と基本方向、重点課題で構成しています。◆問い合わせ/教育政策室(朝日町電話6155-8084ファックス6155-8077)。

教育理念(市がめざす教育)

今 吹田から 未来の力を 生命かがやき ともにつながり 未来を拓く吹田の教育

 市の教育は、市民一人ひとりが多様な価値観を認め、互いの人権を尊重する態度を養い、主体的に学び、考え、行動する力と個性や能力を生かしながら、人や社会とのつながりを大切にし、より良い社会を創造する力を育んでいきます。

教育理念を実現するための 3つの基本目標と7つの基本方向

基本目標1

総合的人間力の形成

夢と志を持ち、可能性に挑戦する力を育む教育

基本方向1 幼児教育を充実し総合的人間力の基礎を培います

基本方向2 小中一貫教育を通して総合的人間力を育成します

基本目標2

社会全体の教育力の向上

地域と協働しともに歩む教育

基本方向3 生涯を通じて豊かな学びを提供します

基本方向4 地域全体で教育力の向上を図ります

基本目標3

豊かな教育環境の創造

豊かな学びを支援する教育環境

基本方向5 安心・安全で豊かな学校・園の教育環境を整備します

基本方向6 信頼と責任のある学校・園づくりを進めます

基本方向7 安全で機能的な社会教育施設の整備を進めます

計画の推進

 この計画で示す重点課題と基本方向は、毎年度、具体的な事業を盛り込んだ実施計画を策定し、個別の事業によって実施します。事業の成果や進捗状況は、教育委員会が実施する点検・評価などにより把握・分析して、その評価結果を実施計画の策定に生かすことで、取り組みの改善や成果の向上を図ります。

教育理念を実現するための 3つの重点課題

 この5年間に重点的に取り組むべき課題として設定しています。

重点課題1 いじめのない学校づくり

 市で発生した、いじめの重大事態を受け、いじめ防止に対する取り組みや体制の強化を図り、いじめのない学校づくりを推進します。

取り組み

1 いじめが起こりにくい学校風土の醸成
  • 教育課程における取り組み
  • いじめ予防推進事業による取り組み
2 組織的対応の強化
  • 学校における組織的な対応による取り組み
  • 複数の見守りの目の確保による取り組み
  • 専門的な視点からの対応と関係機関との連携の強化
  • 全市的な取り組みの推進
【令和2年度の主な取り組み】
  • いじめ予防授業を公立の全小中学校で実施
  • 小学1年生の生活・学習を支援するスターターの増員
  • 学校の生徒指導体制に助言するいじめ対応支援員の配置
  • いじめ対応専任相談員(スクールカウンセラー)を配置

●これらの取り組みを「すいたGRE・ENスクールプロジェクト」と名づけて、学校、教育委員会、市が一丸となって進めます。

 GRE・ENとは

 「G」 good(良い) 「RE」 relation(関係・間柄)

 「EN」 enjoyment(楽しみ・喜び)

●これらの取り組みを進めるため、約1億5400万円の執行を予定しています。詳しくは学校教育室のホームページへ。

重点課題2 青少年の自立を支援する相談体制の充実

 ニートやひきこもり、いじめ、不登校、児童虐待など、困難を有する子供・若者とその家族が孤立することのないよう、関係機関が連携し、個々の状況に応じた、きめ細かな支援を行います。

取り組み

1 困難を有する子供・若者の早期発見

2 関係機関の連携による支援の実施

3 切れ目のない支援の実施

4 アウトリーチ(訪問支援)による支援の実施

重点課題3 次代を担う教職員の育成 

 経験年数が10年以下の教職員が5割に達している現状を踏まえ、研修を充実させ、次代を担う教職員の育成を行います。

取り組み

1 教育課題、教科指導と市の教育施策に対応した研修プログラムの実施

2 教職員のITリテラシーの向上とICTを活用した教育の推進

3 教職員のキャリアステージに応じた市独自の研修プログラムの実施

4 校内研修の充実