いじめ防止の取り組み すいたGRE・ENスクールプロジェクト

 市教育委員会では、昨年6月に、いじめに係る重大事態調査委員会がまとめた調査報告書を踏まえ、いじめ防止のための取り組みを進めています。子供たちが安心して学校生活を送れるよう組織的な対応を徹底するとともに、今後も学校、教育委員会、市が一丸となって取り組みます。◆問い合わせ/指導室(朝日町電話6155-8229ファックス6155-8872)。

すいたGRE・ENスクールプロジェクトとは

 いじめのない学校づくりの実現を目標に、学校生活で子供たちが友達や先生、地域住民と良い関係を築き、楽しみや喜びを感じながら過ごせる環境を整えるためのプロジェクトです。来年度から事業費を大幅に増額して取り組みを進めます。

G good(良い)         

RE relation(関係・間柄)

EN enjoyment(楽しみ・喜び)

 適切かつ迅速にいじめに対応するため、積極的な認知に努めていることから、認知・解消件数は増加傾向です。今後も多角的な認知方法の実施などに努めることが必要です。

具体的な取り組み

スターターの増員 

 小学1年生の生活や学習をきめ細かく支援するスターター(支援員)を増員し、見守りの体制を強化するとともに、2年生のクラスにも配置することで、いじめの防止、早期発見につなげます(現在、各小学校に1人配置。来年度から約25人増員)。

いじめ対応支援員の配置 

 校長経験者などが学校のいじめ防止の取り組みに対してアドバイスすることで、迅速かつ柔軟に教職員への支援や保護者の対応を行い、いじめの未然防止や早期発見・早期解決につなげます(今年度と来年度で6人配置)。

いじめ予防授業を全校で実施

 いじめが起こりにくい学校風土の醸成に向けて効果的に実施します。

  • 専門研修~全教職員への研修
  • 学校風土・いじめ調査
  • 公立小中学校の全児童・生徒対象のいじめ予防授業

SSWの配置時間を2倍に 

 家庭や関係機関との連携・調査など、福祉の視点を持ったSSW(スクールソーシャルワーカー)の活動時間を増やし、いじめ防止の会議や学校で緊急な対応が必要な場合にコーディネート機能を発揮することで、初期対応の質の向上、組織的な取り組みの充実につなげます。

スクールロイヤーとの連携強化 

 学校で起こる事柄やトラブルに対して法的な視点でアドバイスや教職員へ研修を行うスクールロイヤーがいじめ防止の会議などに定期的に参画し、学校の方針や問題への対応に関する相談に応じるなど、業務拡充・連携強化を行うことで、いじめの重大事態などへの支援を充実させます。

スクールカウンセラーの配置

 スクールカウンセラー(いじめ対応専任相談員)が心理の専門家として、子供や保護者へのカウンセリング、学校への支援などを行い、いじめの早期発見・早期対応、長期化や深刻化の防止を図ります。

こどもSOSカードを児童・生徒に配付 

 いじめなどで困っている子供たちの声を聴く新たなツールです。書いてポストに投函すると、市長に直接届きます。公立小中学校の児童・生徒に配付し、いじめの早期発見・早期対応につなげます。

すいたGRE・ENスクールプログラムの活用 

 学校の組織的な生徒指導体制の実効性を高めるため、具体的な対応を示すとともに、学習指導要領とその解説などを、いじめ防止の視点から改めて整理し、市独自の教職員用プログラムとして作成します。

生徒指導編

  • 「学校いじめ防止基本方針」の策定
  • いじめ防止対策の組織体制の強化
  • いじめ防止などに関する措置、重大事態への対処 など

教育課程編

  • カリキュラムマネジメントの充実

    教育課程に基づき組織的かつ計画的に各学校の教育活動の質の向上を図ります。

  • 学校全体での授業改善
  • 学校生活・授業規律の確保
  • 生活規律・基本的生活習慣の定着 など