ピックアップ吹田

世界フィギュアスケート銅メダル 宮原知子選手に市長賞

 4月19日、今年3月にイタリア・ミラノで開催された「2018年世界フィギュアスケート選手権」で銅メダルを獲得した宮原知子選手に吹田市長賞を贈呈しました。贈呈式は市役所で行われ、宮原選手は集まった市民や市職員など約200人に出迎えられました。贈呈式で後藤市長は「これからもまだまだ競技は続きますが、くれぐれもけがなどには気を付けて頑張ってください。吹田の誇りだと思っています」と謝辞を送り、宮原選手は「たくさんの応援をいただき、感謝の一年になりました。次のシーズンは新しいことに挑戦する一年にしていきたいです」と話しました。

博物館初代館長 西村公朝さんの作品を市に寄贈

 3月30日、同館の初代館長であり、仏像の修理・修復の第一人者である西村公朝さんの作品682点が、妻の西村幸子さんから同館に寄贈されました。今回寄贈された作品には「渡海仏来々」や「天龍一指頭」など絵画や彫刻のほか、未発表のものも含まれています。

 西村さんは1915年、高槻市生まれ。東京美術学校(現在の東京藝術大学)彫刻科卒業後、全国の国宝や重要文化財約1300点の修理に携わりました。1952年に得度し、「公朝」と改名。愛宕念仏寺住職や同大学教授を経て、1992年、同館初代館長に就任しました。務めた11年間で西村さんは、来館者に仏像に親しんでもらうようレプリカを作成し、実際に仏像に触れられる展示を行うなど、仏像彫刻家の視点を生かしたイベントを多数企画しました。

 今回の寄贈を受け、同館は「西村公朝 芸術家の素顔」と題して特別展を開催。絵画や女性像などを通して、西村さんの生涯と芸術家としての素顔を紹介しています。開催は6月3日(日曜日)まで。特別展の詳細は同館ホームページに掲載しています。

◆問い合わせ/博物館(電話6338-5500ファックス6338-9886)

後藤圭二の市長コラム

真っ黒な手帳

 「認知症」という言葉は、使われ始めてから10年ちょっとにしかならないんですね。認知症の高齢者は年々増加しており、数年後には65歳以上の実に5人に1人、約700万人にも達するとのことです。「私は大丈夫」とは言い切れない割合ですね。

 最近、興味深い医学報道がありました。「自治会やボランティア活動に積極的な高齢者ほど認知症になりにくい」というものです。社会活動に参加している高齢者の認知症発症リスクは、そうでない人より25%も低く、役員など責任ある役を担っている場合はさらに19%も低くなるそうです。

 親しくしてもらっている人生の先輩が「地域行事やNPO活動で、ほんま毎日忙しくて息つく暇もないわ」と言いながら見せてくれた手帳。そのスケジュール欄は連日予定がびっしり。「かなわんわぁ」とつぶやく顔は、生き生きとした素敵な笑顔でした。

 吹田市は、介護予防や認知症予防とともに、生きがいづくりにも力を入れています。スポーツや文化芸術などの趣味を通じて楽しく社会とつながり続けること。そして、できれば世話役を買って出ること。そこで得られるやりがいはもちろん、ストレスさえも脳を健康に保つ良薬のようですね。